年に一度!!
アードベッグ ファンのために訪れる
『アードベッグデー』
毎年 心待ちにしている方も多いのでは?
筆者ももちろんその一人です。
毎年コンセプトが変わるイベント。
限定ボトルとして発売される特別なアードベッグ。
- アードベッグデーとは?
- 発売された歴代限定ボトル※随時更新
などに触れながら「アードベッグデー」執筆していきたいと思います。
アイドベッグ・デイとは?
アイラ島では毎年5月最終週に、ウィスキーと音楽の祭典、「アイラ・ウィスキー・フェスティバル(Islay Festival/Feis Ile)」が開催されます。
期間中、日替わりで各蒸留所の「オープン・デー」が開催され、 熱心なモルトファンが、現地でしか購入できない限定商品を求めて蒸留所を訪れます。
「オープン・デー」の最終日を飾るのが、のアードベッグ。
この日を2012年より「アードベッグ・デー」と定め、アイラ島に集結するアードベッグ・ファンのみならず、世界中のアードベッグファンと一緒にお祝いする日としています。
「アードベッグ・デイ」イベントが世界各国で開催
毎年テーマが変わるイベントもアードベッグデーの見所の一つ
蒸留所だけでなく、世界各国で開催されています。
- オーストラリア
- ベルギー
- カナダ
- デンマーク
- ドイツ
- イタリア
- オランダ
- ニュージーランド
- 日本
- スウェーデン
- イギリス
- スイス
- アメリカ
ありがたいことに我が国「日本」でも開催!
毎年、華やかに来場者を楽しませてくれています。
「アードベッグ・ナイト」と題して隠れ家風に演出し、秘密の入り口なんてのも楽しい趣向でした。
アードベッグ・デーのイベント内容
この日に合わせてリリースされる「限定アードベッグ」をいち早く試飲できるチャンス
毎回、様々な趣向で凝ったイベントが開催されます。
価格を含み、提供される内容は毎年異なります。
例えば2019年だと…
- 価格 3400円
- アードベッグ3杯(新商品1杯の試飲を含む)
- アードベッグのロゴ入りテイスティンググラス
提供されるウイスキーの量はアードベッグ10年以外はハーフショット。
アードベッグデーを祝い華やかに作り込まれた会場でアードベッグを嗜む…
これだけで十分価値あるイベントではないでしょうか。
上記は2017年のアードベッグ・デーの会場
発売されたケルピーに伴い、会場も深海をイメージした雰囲気のある作りに。
「アードベッグデイ」歴代限定 ウイスキー ※随時更新
アードベッグデーを記念して発売された歴代の限定ウイスキーを紹介。
熟成樽などに工夫を凝らし、多種多様なアードベッグをリリース
味わいも正規ラインナップとは かなりタイプの違う物も…
毎年、発売後に随時更新して行きます
2012年 アードベッグ・デー
その名も「ARDBEG DAY」
最初の1本にふさわしいネーミングでアードベッグデー最初の限定ボトルとして登場!
バーボン樽で熟成、リフィル・シェリーカスクで後熟
いつもより少々穏やかな印象
アルコール度数 56.7%
2013年 アードボッグ
バーボン・カスクで10年熟成させた原酒と、マンサニージャ・シェリーのカスクで10年熟成させた原酒をバッティング
スペルで1文字違いの「アードボッグ」名前の由来はピートが採掘される湿地、Peatbogに由来
アルコール度数 52.1%
2014年 アードベッグ オーリヴェルデ
ブラジルコーヒーのような独特の風味を生み出すために、
特別な加工を蓋に施したアメリカンホワイトオークの樽で熟成。
「オーリヴェルデ」の由来は、黄金色に輝くウイスキーの色(オーリ)とアードベッグのボトルの色グリーン(ヴェルデ)から銘々。
当時のワールドカップ開催国、ブラジルのナショナルチームの愛称としても使用。
アルコール度数 49.9%
2015年 アードベッグ パーペチューム
アードベッグ蒸留所200周年記念の限定ボトル
創業から現在、未来へと変わることなく受け継がれるアードベッグを祝し発売。
様々な熟成年数のバーボン樽、シェリー樽を使用
「パーペチューム」とは、ラテン語で「永久」を意味。
アルコール度数 47.4%
2016年 アードベッグ ダークコーヴ
シェリー樽で熟成された原酒を使用
アイラ島の暗黒時代と言われる密造や密貿易が盛んだった時代がテーマのウイスキー
アルコール度数 46.5度
2017年 アードベッグ ケルピー
黒海沿岸のアディゲア共和国のオーク材を使用し作られた樽で熟成
「アードベッグ ケルピー」スモーキーな風味とスパイシーな味わいがより深く…
アルコール度数 46度
2018年 アードベッグ グルーヴス
バーボン樽と赤ワイン樽で熟成された原酒を使用
「アードベッグ グルーヴス」スモーキーフレーバーと完熟フルーツを思わせるメロウな味わいの融合
アルコール度数 46度
2019年 アードベッグ ドラム
バーボン樽で熟成した後、ラム酒の樽で追熟
「アードベッグ ドラム」スモーキーそして…フルーティー&トロピカルなアロマ
コチラ↓はコミッティー向けにリリースされた商品
2020年 アードベッグ ブラック
ニュー地ランド産、ピノノワール種のブドウで仕込まれた赤ワインの樽で熟成した原酒を使用
「アードベッグ ブラック」煤を連想させるスモーキーフレーバー
チェリーやイチゴを思わせるフルーティーな味わい…。
アルコール度数 46度
2021年 アードベッグ スコーチ
2011年にリリースされた「アードベッグ アリゲーター」のセカンドフィルとバーボン樽原酒を使用してボトリング。
アードベッグ蒸留所の3番倉庫に住み着くドラゴン伝説がモチーフの限定ボトル
アルコール度数 46度
2022年 アードコア
スタウトやポーターなどに使われるブラックモルトを使用して仕込まれたアードベッグ。
「アードコア」テーマはパンク、ハードコアなスモーキーでスパイシーな味わいを堪能。
アードベッグデーでの蒸留所のオープンデーも3年ぶりに開催。
アルコール度数 46度
2023年 アードベッグ ヘビー・ヴェーパー
アードベッグの蒸留茎に取り付けられているピュリファイアー(精留器)。
これを外したらどうなる?
ヘビー・ヴェーパー = 重い蒸気と名付けられた荒々しくもスモーキーな味わいを堪能
アルコール度数 46度
2024年 アードベッグ スペクタキュラー
2024年のアードベッグデー限定ボトルは「アードベッグスペクタキュラー」
テーマはダークサーカス!?
使用したウイスキー原酒は、ポートワイン熟成樽の原酒。
更なる重厚な甘さとスモーキーフレーバーの融合…。
アルコール度数 46度
歴代の作品を振り返ると名作ばかり。
アードベッグ蒸留所のポテンシャルを感じます。
「アードベッグ・デーとは?」歴代限定ウイスキー まとめ
アイラモルトの中でも、極めてスモーキーで異彩を放つ蒸留所「アードベッグ」
「アードベッグ・デー」に合わせて年に1度 発売される限定ボトルは、その質の良さから注目度が高く毎年待ち望んでいる方も多いようです。
これまで歴代のアードベッグデーのボトルを見るとまさに圧巻…
限定アードベッグをご所望の方は、値上がりする前に早めの購入をおすすめします。
東京近郊にお住まいの方は、趣向が凝らされたアードベッグ・デーを祝うイベントに参加されるのもオススメ。
限定アードベッグと共にアードベッグデイを祝い、2度とアードベッグ蒸留所が閉鎖になるようなことが無いよう祈りつつ…
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
↓アードベッグ蒸留所についてはコチラ
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アードベッグと双璧をなすアイラモルト「ラフロイグ」
種類や飲み方を解説しました↓