サントリー ウイスキー碧AO スモーキープレジャー
限定ウイスキー
使用原酒・・・山崎蒸留所・白州蒸留所・アードモア蒸留所・ボウモア蒸留所・ラフロイグ蒸留所・クーリー蒸留所・ジムビーム蒸留所・アルバータ蒸留所
熟成年数・・・ノンエイジ
生産者・・・サントリー
アルコール度数・・・43 %
限定!サントリーウイスキーAo碧スモーキープレジャー SMOKY PLEASURE
サントリーよりウイスキーAo碧の限定品が登場。
『ウイスキーAo碧スモーキープレジャー SMOKY PLEASURE』
意味は…
SMOKY PLEASURE = スモーキーな喜び
世界の5大ウイスキーからスモーキーな原酒を選定しブレンドされたワールドブレンデッドウイスキー第2弾。
2019年にサントリーから限定発売され、一斉を風靡した青いラベルのワールドブレンデッドウイスキー「サントリーウイスキーAo碧」
原酒に使用されたウイスキーや味わいに注目が集まりました↓
碧Aoスモーキープレジャーのキーモルト(原酒)中身は?
- 山崎蒸溜所:スモーキーモルト
- 白州蒸溜所:スモーキーモルト
- アードモア蒸溜所:スモーキーモルト
- ボウモア蒸溜所:スモーキーモルト
- ラフロイグ蒸溜所:スモーキーモルト
- クーリー蒸溜所:スモーキーモルト
- ジムビーム蒸溜所:ストレートバーボン
- アルバータ蒸溜所:ベースウイスキー
碧SMOKY PLEASUREの中身には、上記8つの原酒が使用されています。
やはり目を引くのは、サントリーが所有する 二つの国産ウイスキーを含むスモーキーモルト原酒。
人気のアイラモルト「ボウモア」や「ラフロイグ」が今作スモーキープレジャーの原酒に選定されています。
この辺りがスモーキープレジャーの味の中核をなしているのではないでしょうか。
前作に使用されていたグレンギリーの原酒が今回は外れました。
山崎蒸留所のスモーキーモルト
サントリーが誇るシングルモルトウイスキーの蒸留所「山崎」からはスモーキーモルト原酒がブレンド。
前回の碧ではスパニッシュオーク製シェリー樽で熟成された原酒が使用されていました。
今回の変更により味わいに大きな違いが現れる事は言うまでもありません。
2020年に限定リリースされた山崎ピーテッドが素晴らしいクオリティだったのも記憶に新しい所。
白州蒸留所スモーキーモルト
白州からは前回に引き続きスモーキーモルトをブレント。
森林を思わせる白州原酒の香りと愛称の良さは言うまでも有りません。
スモーキープレジャーの爽やかな味わいの一端を担っているのではないでしょうか。
アードモア スモーキーモルト
アードモアではピーテッド麦芽とノンピーテッド麦芽の両方を使用してウイスキーを生産。
アイラモルトとはひと味違う、すっきりしたライトピートがAoスモーキープレジャーへアクセントを与えます。
ラフロイグ
アイラの王と称される蒸留所「ラフロイグ」
味わいや蒸留所についてはこちらに記載↓
スモーキープレジャーを口に含んだ瞬間に感じるピートの香りに一役買っていると思われます。
ラフロイグの味わいをリーズナブルに知るにはラフロイグセレクトカスクがおすすめ↓
ボウモア
アイラの女王と呼ばれ、ピートの香りと共に気品を纏うアイラ島を代表する蒸留所「ボウモア」
豊富な種類や味わいはコチラでまとめました↓
ボウモア特有の、フルーティーでパフューミーとも呼ばれるスモーキーな味わいを探る楽しみが碧スモーキープレジャーに。
リーズナブルな割にボウモアの個性が良く表れているボウモアNo.1 ↓
スモーキーなアイリッシュ「クーリー」
基本的にノンピートで生産されるアイリッシュウイスキーに置いて、長きに渡りピーテッド原酒をボトリングし続けているクーリー蒸留所。
その代表銘柄が「カネマラ」
アイラモルトを彷彿とさせるスモーキーフレーバーは爽やかで唯一無二。
ラベルは青からグレーへ
ウイスキーAoといえば、青いラベルが前作で印象づいていましたが、スモーキープレジャーでは白を基調としたグレーのラベルを採用。
ホワイトグレーベースのラベル中央に薄く入った、青い花が開いたようなデザイン。
aoのスモーキーな味わいを連想します。
発売日&定価「碧SMOKY PLEASURE」どこで買える?
- 発売日:2022年6月7日
- 定価:5,000円
- アルコール度数:43度
- 容量:700ml
発売日は前作からおよそ3年後の2022年6月7日。
定価は前回の ウイスキーAo と同じ5,000円(税抜き)
前回は品薄で価格高騰も見られましたが、Aoスモーキープレジャーはいち早くAmazonから定価で販売されました。
しかし、後に完売しプレ値になってしまいました。
タイミングによっては、再び定価でラインナップされることも有るのではないでしょうか
2種類のAoとグラスがセットになったギフトパックも販売されました。
飲み比べも一興。
2019年、最初にAoが発売された当初は注目度が大変高く、しばらくの間入手困難で価格高騰していましたが、現在は落ち着いています。
しかし、碧SMOKY PLEASUREは限定ウイスキー。
定価で買える時にチェックしておきましょう。
「サントリー Aoスモーキープレジャー」テイスティング・レビュー
サントリー ウイスキー Aoスモーキープレジャーの評価は?
実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう
カラーは淡く輝くイエローゴールド。
香りは爽やかな柑橘の奥にハチミツとピートが潜む。
口に含むとピリッと引き締まった辛みとスモーキーなニュアンスが最初にやってくる。
そこに伊予柑を想わせるフルーティーな味わいと、わずかに感じるバニラのようなクリーミーなニュアンスがウイスキー全体の味をまとめていく。
わずかだがパフューミー…?
ボウモア原酒のフルーティーでスモーキーな味わいが頭をよぎる。
ボディはミディアムライト。
アイラモルトほどの強さはありませんが、味わいの中核をなすしっかりと捉えることができるAo特有のスモーキーフレーバーには個性を感じる。
フィニッシュでは、スパイシーな味わいと共にスモーキーな印象が最も最後まで残る。
加水すると、口に滑り込ませた時の爽やかな印象が強くなりキレのあるスモーキーな味わいが楽しめる。
ロックにするとドライで辛味を伴う柑橘ピールのようなビターな味わいが感じられる
そこにスモーキーなアクセントが先程より強く主張し好印象。
ハイボールにすると鼻腔に抜けるスモーキーフレーバーと 柑橘を思わせる爽やかな味わいが心地よく秀逸。
サントリーAo SMOKY PLEASUREオススメの飲み方は?
スモーキな ao は、一言でいうならば飲み方を問わず楽しめる万能なウイスキー。
それぞれの飲み方で見せる違った側面が飲み手を楽しませてくれます。
特にスモーキーなウイスキーを好む方は、通常の青よりもストレートで飲むのに適していると感じるのではないでしょうか。
しかし特におすすめしたいのが、オンザロックとハイボール。
どちらも碧スモーキープレジャー特有のどこか和を思わせる健やかな香りを感じることができます。
ロックではドライでパワフルな印象が強く感じられ、飲み応えがあります。
ハイボールは少々濃いめの3対1程度で飲むのがオススメ。
碧Aoスモーキープレジャー コストパフォーマンス&評価まとめ
サントリー ウイスキーAo SMOKY PLEASURE
- Aoスモーキープレジャーはサントリー碧の限定ウイスキー
- 程よいスモーキーフレーバー
- 飲み方は万能
- 中身は貴重でリッチな原酒構成
- これからスモーキーなウイスキーを始める方へも
サントリーの人気銘柄「ウイスキーAo」から満を持してリリースされた限定ウイスキー
「ウイスキー碧 Aoスモーキープレジャー」
もちろん、アイラモルトほどのスモーキーな味わいでは有りませんが、程よく取れたバランスは十分に個性的。
これから スモーキーなウイスキー を始めようと考えている方には特におすすめしたい一本です。
使用された中身の原酒構成は前作よりもリッチに感じ、それぞれの強い個性を探りながら飲むのも一興。
ボウモアを想わせるフルーティーでパフューミーなピートの香り…
ジムビームやアルバータのバニラの様な柔らかさ…
ラフロイグの強烈だが華やかに香るスモーキーな味わい…
それぞれの味わいが口の中をよぎる度に楽しさを感じます。
ウイスキー愛好家に試して欲しい所。
限定ウイスキーゆえ、タイミングによっては入手困難かもしれません。
しかし、発売当初に楽天やアマゾンで定価販売が開始された経緯を考えると現在のウイスキーAoの様に流通することを期待してしまいます。
個人的には想像よりもスモーキーな香りを本格的に感じられるウイスキーでした。
価格的に見てもプレ値なしで買えるならコスパは悪くないと感じています。
評価:コスパ良好
長濱蒸留所が生産するワールドモルトウイスキー「アマハガン」
海外産のピーテッド原酒を使用。
Aoスモーキープレジャーと異なりモルトウイスキーのみで構成されています
アマハガンピーテッドの味わいをコスパで評価 しました。
碧スモーキープレジャーより更にスモーキーな味わいを堪能↓
国産ウイスキーの蒸留所でアイラモルトに通ずる生産スタイルを唯一とっている「厚岸蒸留所」
2016年創業とは思えない高い完成度のウイスキーを二十四節気シリーズとしてボトリング。
飲む価値ありの逸品。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
サントリーウイスキーと言えばやはり
一度は飲んでみたい「山崎18年」↓
スモーキーなウイスキーを更に探求↓