サントリー 山崎12年「日本のウイスキーの祖を味わおう」品薄ですが…

山崎12年

蒸留所・・・山崎蒸留所(サントリー)

地域・・・大阪府三島郡

熟成年数・・・12年

アルコール度数・・・43 %

山崎蒸留所

サントリーによって日本で最初に作られたウイスキー蒸留所。

海外の方からも日本のウイスキーの代名詞と言っても過言ではないほど。近年ますます人気が高まっています。

以前は酒屋量販店に行けば必ずと言っていいほど並んでいたこのウイスキーも今ではプレミア価格が付けられ、品薄欠品の状況が続いています。

近年では家飲みウイスキーの定番アイテムによく使われていた「山崎10年」が終売してしまいました。

その反面、熟成樽の違いやビンテージ商品等の限定ボトルもリリースされ、ファンを楽しませてくれています。

サントリーの創業

サントリーが創業したのは明治32年、鳥井信治郎氏が大阪でぶどう酒の製造と販売を「鳥井商店」と言う名で興したのが始まり。

その後「寿屋洋酒店」と改名し、赤玉ポートワインを発売し成功をおさめる。

このサントリーという名前の由来も赤玉というネーミングの原点である太陽のサンと鳥井信治郎氏の名字を合わせたもの。

サントリーには、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏が迎えられていたことはNHKで放送されていた「マッサン」でも有名な話ですが、イチローズモルトで有名な「ベンチャーウィスキー秩父蒸溜所」の肥土伊知郎氏もサントリーで営業を担当していたという経歴を持たれています。

まさにウイスキーの祖というべき企業で、その貢献度も計り知れません。

鳥井信治郎氏の優れた経営感覚や行動力、それを支えるアイデアに触れることが出来ます。

サントリーのウイスキー作り

  • 1923年 山崎蒸留場の建設
  • 1929年 「白札」国産第1号ウイスキーの販売
  • 1937年 角瓶の誕生
  • 1973年 白州蒸留所の建設
  • 1984年 「シングルモルトウイスキー 山崎12年」誕生
  • 1989年 「ブレンデッドウイスキー 響17年」誕生
  • 1994年 「シングルモルトウイスキー 白州12年」誕生

サントリーが日本で最初のウイスキー事業に乗り出すのは1923年、京都に山崎蒸留所を構えたのが始まり。

そこは、桂川と木津川、宇治川の3つの川が合流し、多湿で霧がとても多く立ち込める場所。その地で国産第一号のウイスキー「サントリー白札」を1929年に誕生させます。

しかし、日本人の味覚には当時スモーキーな香りは受け入れられず、苦戦をしいられる事になります。

その後、今だロングセラーを続ける角瓶を生み出し、1984年にはブレンデッドウイスキー全盛の時代の中シングルモルトウイスキー山崎12年を誕生させます。

シングルモルトウイスキー 山崎12年

山崎蒸留所では、大きさ、形状の異なる6系統のポットスチルで蒸留を行い、加熱方式も直火式とスチーム加熱の2種類を使用し、60種類以上のタイプの原酒を仕込んでいます。

山崎12年は蒸留所の60周年にあたる、1984年にリリースされました。

熟成樽には「パンチョン樽」、「シェリー樽」、「ミズナラ樽」の原酒を使用。

2003年には、日本で初の快挙となるISCでの金賞を受賞します。

それをかわきりに様々なコンクールでジャパニーズウィスキーは優秀な成績を治めていく事になります。

映画「マザーウォーター」には山崎12年が登場し小林聡美さんがバーカウンターの中で水割りを作られています。

もたいまさこさんや小泉今日子さんも出演され、とても雰囲気のある映画です。

工場見学ツアー

山崎蒸留所では工場見学も行われています。

60分間のコースで、ウイスキーの製造工程の見学と試飲が可能。

市場では購入できないような限定ウイスキーの試飲もでき、山崎蒸留所限定のグラスなども販売されています。

小栗旬さんがナレーションを務められています。

「なぜ、この場所なのか。」というタイトルで蒸留所の景色が描かれています。

⇒現在入手可能な「サントリー 山崎 」

テイスティング・レビュー

山崎12年 テイスティング

カラーはしっかり色付く琥珀色。

香りは蜂蜜とバニラを伴う甘い香り。

口に含むとフルーティーな甘みと酸味がバランス良く広がる。その後じわじわとミズナラを感じさせるウッディでスパイシーな味わいも顔を出し、複数さを演出。

フィニッシュではもう一度果実のような甘さが現れ、スパイシーな味わいと共に上品にゆったりと続く。

加水するとドライでスパイシーな一面が前面に現れ、少し違った印象を受ける。

ロックや水割りハイボールにしてもその印象は変わらず、山崎12年らしさは感じられるもののドライでスパイシー。

水割りなどの飲み方でも山崎12年を楽しめますが、原酒の味わいをしっかりと感じたければ、ストレートがおすすめ。


コストパフォーマンス&まとめ

近年の度重なる値上げで、かなりな高級ウイスキーとなってしまった「山崎12年」

改めて飲んでみると、その味わいバランスはやはり素晴らしく、現在の品薄で入手困難な状態を誠に残念に感じます。

ジャパニーズウイスキーの代表格ともいえ、海外のコンクールで様々な賞を受賞したことや、NHK のドラマ「マッサン」での国内需要の増加など、原酒の不足による価格高騰、品薄が現在も続いている状況。

とてもコスパが良いとは言えず、家飲みウイスキーの定番アイテムに加えられる状況ではない様に思えます。

しかし本数は多くは有りませんが、ネット通販でも適正価格にて販売されている事も有りますので飲まれたことの無いかたは気長に探し、一度はお召し上がりになられる事をオススメします。

コスパ並 


サントリーが山崎10年終売後にリリースしたNEWボトル。

ワイン樽貯蔵モルトを使用した新しい試み。

低価格とはいきませんが、流通も現在は安定しています。


サントリーからギフト用にリリースされる限定品。

お中元、お歳暮などプレゼントにも喜ばれそうです。


世界最高ウイスキーに選出され、何かと話題の「山崎 シェリーカスク」

限定品、品薄により価格が高騰していますが、かなり濃厚で印象深い味わいでした。

頂いたのはだいぶ昔、ジャパニーズウイスキーの価格高騰以前ですが、、、

最後まで読んで頂きありがとうございました。

良いウイスキーLIFEを ウイスキーグラス

ブログランキング
ランキングに参加しています
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ

シェアして下さると更新の励みになります

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

更新情報をお知らせします