ザ・マッカラン レアカスク
蒸留所・・・マッカラン蒸留所
地域・・・スペイサイド、クレイゲラヒ村
熟成・・・30年以上の長期熟成原酒を含むノンエイジ
アルコール度数・・・40 %
目次
ザ・マッカラン レアカスク
マッカラン蒸留所が詰める1824シリーズの中で最高峰の『マッカラン レアカスク』。
このウイスキーの様な高級な価格帯では、熟成年数を表記し長熟を売りにした商品が多い中、多年度の樽をバッティングし、ノンエイジでリリースした銘柄。
マッカラン蒸留所の詳細はコチラから
「マッカラン1824シリーズ」は2013年に熟成年数表記ではなくゴールド、アンバー、シエナ、ルビーといったウイスキー天然の色合いに注目しリリースしたシリーズ。
この事により今まで熟成年数が若く、使用することが出来なかった樽も使用可能となる。
蒸留所が抱える原酒不足を考慮しての判断もあるのではないでしょうか。
「ザ・マッカラン レアカスク」は16種類の希少な樽をバッティングした原酒構成から名づけられました。
その酒齢は、ノンエイジではある物の30年以上の長期熟成された原酒も使用されています。
熟成に使われた樽は、「バット・パンチョン・ホッグスヘッド」と異なる3パターンのアメリカンオークとスパニッシュオーク材の樽。
もちろん100%シェリー樽での熟成です。
ボトルの仕様も豪華な作りでかなりの重厚感があります。
キャップ部分には、18世紀に建てられた領主の館(現在はオフィス)の刻印。
ボトル底面はかなり分厚く作られリッチな印象を受けます。
ボトル自体かなりの重量です。
ボトルが収められる化粧箱には観音開きを採用し、豪華さを演出しています。
最近発売された「マッカラン レアカスク・ブラック」もこのつくりを採用。
マッカランファンは並べてディスプレイしたくなります、、、
テイスティング・レビュー
マッカラン レアカスクの評価は?
実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう
カラーは、赤みがかった琥珀色。
シェリー樽とベリー系の果実、イチゴジャムの様な香り。
重厚というよりも軽やかで上品、下の上でトロリとしたクリーミーさを感じる。
ミディアムボディではあるが、シェリー樽のエグミ無く、フィニッシュでは柑橘系のフルーティーさを感じる。
後熟の割には樽材からくるビターでウッディ―な印象よりも果実系の味わいを強く感じた。
18年と比べると、かなり上品で仕上がり良く、甘さとフルーツが際立つ。
「ザ・マッカラン レアカスク」おすすめの飲み方は?
ロックで飲んでも味わい深さは健在で上質さを感じ取れます。
しかし、アルコール感もほとんど感じないので、やはりこのクラスのウイスキーはストレートで頂くのが一番だと感じる。
「ザ・マッカラン レアカスク」コストパフォーマンス&まとめ
リリースされた時は、ノンエイジでこの価格!?といった印象を受けました。
しかし飲み進めていくと、濃厚シェリー樽系の原酒ではないものの、その繊細さ、複雑なボディは魅惑的でクセになります。
シェリーカスク熟成のウイスキー を好む方も満足できる一本ではないでしょうか。
マッカラン18年と比べてみてもコスパ的にも決して劣っていないのではないでしょうか。
化粧箱も豪華ですのでお中元やお歳暮等、お世話になった方への贈り物にも最適です。
コスパ優良
『ザ・マッカラン 1824 ルビー』
アメリカンオークとヨーロピアンオークの「シェリー樽熟成」
「ルビー」は1824シリーズの中でも文字通りしっかりと色付いた原酒を使用してボトリング。
『ザ・マッカラン オスクーロ 1824』
マッカランの1824シリーズの最高峰としてリリース。
オスクーロとはスペイン語で「濃い、暗い」という意味。
1987年ヴィンテージと1997ヴィンテージの原酒をブレンドしシェリー樽で後熟。
46.5度でのボトリング。
1824シリーズと言えば、最近リリースされたスモーキーな「マッカラン レアカスク・ブラック」が話題です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
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