レビュー「スプリングバンク ローカルバーレイ」定価をコスパで評価10年or11年違いは? | ウイスキー 最高の銘柄を探して。。。
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レビュー「スプリングバンク ローカルバーレイ」定価をコスパで評価10年or11年違いは?

スプリングバンク ローカルバーレイの定価をコスパで評価10年と11年の違いは?

 

ウイスキー愛好家から高い人気と指示を集めるスプリングバンク蒸溜所。

数あるラインナップの中、今回 取り上げるのは限定ウイスキーとしてリリースされる

SPRINGBANK Local Barley

スプリングバンク ローカルバーレイ

極度の品薄状態で中々お目にかかることができない銘柄ではありますが、筆者自身が飲んだ味わいの感想やおすすめの飲み方・10年と11年の違いなどを綴り、定価をコスパで評価していきたいと思います。

 

スプリングバンク ローカルバーレイ

SPRINGBANK Local Barley

  •  蒸留所:スプリングバンク蒸留所
  • 地域:キンタイア半島 キャンベルタウン
  • 熟成年数:10年・11年
  • 熟成樽:バーボンカスク・ラムカスク
  • アルコール度数:51.6度・55.1度

 

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スプリングバンク ローカルバーレイとは?

当ブログ評価:コスパ4.5

スプリングバンク蒸溜所の創業は1837年。

歴史ある蒸留所ではありますが需要に供給が追いつかず常に品薄状態。

個性的な生産方法やラインナップ、種類ごとの違いは以前こちらの↓記事で触れました

【スプリングバンク・ロングロウ・ヘーゼルバーン まとめ】違いやウイスキーの種類と終売品を解説
スコットランド南西キャンベルタウンに位置する 「スプリングバンク蒸留所」 風光明媚でモルトの香水と称され、ウイスキー愛好家からの評価も高く人気の蒸留所。 生産されるのは 3種類のウイスキー スプリングバンク ロングロウ ヘーゼルバーン 種類...

今回 取り上げるスプリングバンク ローカルバーレイは2016年より年に一度ボトリングされる限定ウイスキー。

生産本数は1万5000本程ボトリングされていますが、日本国内への入荷本数は僅か900本足らず…毎年 争奪戦が繰り広げられています。

スプリングバンクローカルバーレイのコンセプト

スプリングバンク ローカルバーレイ11年のラベル

ローカルバーレイのネーミング通り、キャンベルタウンの地元で収穫される大麦に焦点を当てた限定ウイスキー。
ラベルにも それを象徴するかのように自然環境豊かなスプリングバンク蒸留所と麦畑が描かれています。

裏ラベルには、蒸溜所近郊で栽培された大麦麦芽を使用し、伝統的な精麦方法であるフロアモルティングを採用した事が記されています。

 

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ローカルバーレイ「10年・11年」違いは?

スプリングバンク ローカルバーレイ定価と評価10年と11年の違いをレビュー

 熟成年数熟成樽
2022年リリース10年バーボン樽
2023年リリース11年ラムカスクフィニッシュ

2016年から年に1度の限定リバイバルがスタートした「スプリングバンク ローカルバーレイ」

2022年・2023年に限定販売された10年と11年を比較。
2つのウイスキーの違いを簡潔に述べるならば「熟成樽」

2022年に10年熟成で生産されたローカルバーレイは100%バーボン樽なのに対し、2023年ではラム酒の空樽が使用されました。

筆者が記憶している中では、ローカルバーレイでラムカスクが使用されたのはこれが初。

味わいの違いはと言うと、比較試飲したわけではありませんが、想像よりもラムカスクの味が前面に現れており飲み応えのあるウイスキーに。

ラムカスクに由来した香り立ちは存在感を感じるものの、スプリングバンク原酒の味わいを損なうものではなく、華やかさと上手く調和し 癖になる味といった印象を持ちました。

 

>> 現在入手可能な スプリングバンク

 

スプリングバンクローカルバーレイ 10年・11年の定価

  1. スプリングバンクローカルバーレイ 10年の定価:14,000円
  2. スプリングバンクローカルバーレイ 11年の定価:17,000円

熟成年数・熟成樽の違いはありますが、多少値上げが行われたように感じます。

しかし、ローカルバーレイの人気は留まるところを知らず、国内入荷数870本程度という少ない流通本数も相重なり更なるプレ値で販売されています。

 

スプリングバンクローカルバーレイ10年 テイスティング・レビュー

2種類のスプリングバンクローカルバーレイを紹介してきましたが、テイスティングはスプリングバンク原酒の特徴が顕著に現れていた10年で行っていきます。

スプリングバンク ローカルバーレイ10年の評価は?

テイスティンググラス に注ぎレビューしていきましょう。

 

スプリングバンクローカルバーレイ10年をテイスティング・レビュー&評価

カラーは、美しく輝く黄金色。

香りは、爽やかな柑橘を伴った麦芽とバニラの甘い香り。

口に含むと、舌触りなめらかでとろみを感じるオイリーな印象。

味わいは、オレンジのようにさわやかでフルーテイー、そしてクリーミーな味わいにスパイシーな香りがそこにプラス。

中盤あたりから、蜂蜜のような甘みがなめらかに印象深く現れる。

甘みと酸味の秀逸なバランスが心地良い。

スプリングバンクらしいソルティな一面も終始感じられ味わいに奥行きをもたらしている。

味わいが弾けるように軽やかで華やかだが飲み応えのあるボディ。

フィニッシュでは、スパイシーで複雑な味わいに柑橘系のさわやかな香りがのり、そこに蜂蜜のような甘みも加わり飲み応えのある味わいが長く続いていく。

加水すると、華やかな甘みを更に感じる。
可憐で繊細な印象がさらに強くなり上品さが増す。

ロックにすると、飲みやすくは感じるが先ほどまでの強く華やかな味わいが少し閉じこもったように思われる。

ハイボールにすると、香りだち華やかでボリューム感のあるハイボールに仕上がりうまいのだが、 希少性からか勿体なさを感じてしまう。

Springbank Local Barley 10years おすすめの飲み方は?

スプリングバンクローカルバーレイならではのパワフルで凝縮された旨味を直線的に感じるにはやはりストレートがおすすめ。

しかし、少量加水した時の 華やかながらもどこか儚い可憐な味わいにも好感を持ちました。

 

「スプリングバンクローカルバーレイ10年」コストパフォーマンス&評価まとめ

スプリングバンク ローカルバーレイの定価をコスパで評価10年と11年の違いを解説してレビュー

Springbank Local Barley 10years

  • ローカルバーレイは年に一度の限定リリース
  • 原産地にこだわり生産されたウイスキー
  • 味わいはより華やか
  • 入手困難

ウイスキー愛好家から絶大なる人気を誇るスプリングバンク蒸溜所。

フラグシップである スプリングバンク10年 でさえ流通が不安定で品薄状態が長く続いています。

スプリングバンク ローカルバーレイに至っては、年に一度の限定リリースということもあり、入手困難と言わざるを得ません。

その希少性に注目が集まっていますが、素晴らしいのは華やかで飲み応えのある味わい。

スプリングバンクの特色を更に浮き彫りにしたようなソルティーでモルティ、バニラや蜂蜜を思わせる甘さとの調和に酔いしれました。

現在、市場では品薄からのプレ値で価格高騰も見られます。

定価設定は決して安いわけではありませんが、特別感のある味わいと飲んだ時に訪れる高い満足度…

定価には妥当性を感じています。

定価での販売を見かけたならば間違いなく買いの1本。

スプリングバンク ローカルバーレイ また来年のリリースが楽しみな銘柄です。

 

評価:コスパ良好 

 

 


 

スプリングバンクのもう一つの限定シリーズ「シェリーカスク」

カスクストレングスでのボトリング。

パワフルでレーズンを想わせるフルーティーな味わい。

 


 

ダグラス レインが生産するキャンベルタウンのブレンデッドモルトウイスキー「ザ ゴールドロンズ」

原酒の詳細は明かされていませんが、スプリングバンクとグレンスコシアを使用…

リーズナブルにキャンベルタウンモルトが味わえる秀逸な1本。

 

 


 

高い香り立ちのウイスキーなら クライヌリッシュ もおすすめ。

唯一無二の個性的な味わい…

カスクストレングスで更にパワフルに訪れる充足感。

 


 

スプリングバンク蒸留所もう一つのウイスキー「ヘーゼルバーン

ノンピート3回蒸留から生み出される柔らかで可憐な味わい。

長い熟成年数…折り重なるフレーバー…満足度はさらに高みへ。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

良いウイスキーLIFEを ウイスキーグラス

 

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スプリングバンクまずはココから↓

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スプリングバンクローカルバーレイの次は…

熟成感も飲み応えもあるウイスキーに舌鼓↓

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