シェリー樽熟成のウイスキーの代名詞と言っても過言ではないマッカラン蒸留所から限定新発売のニュースが飛び込んできました。
今回発売されるのは「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」
シェリー樽不足を要因とした品薄・値上げ・終売を近年重ねてきたマッカラン蒸留所からのニューアイテム。
どのようなコンセプトのウイスキーなのでしょうか。
まだ現時点で発表されたばかりなので詳細は限られますが、まとめていきたいと思います。
※限定販売を経て後にレギュラーラインナップに加わりました。
ザ・マッカラン トリプルカスク12年(数量限定)
- 熟成年数:12年
- アルコール度数:40度
- 熟成樽:ヨーロピアンオークのシェリー樽・アメリカンオークのシェリー樽とバーボン樽
- 数量限定
「ザ・マッカラン」から3種の異なる樽で熟成させた原酒をヴァッティングした「ザ・マッカラン トリプルカスク」を数量限定新発売。
ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンオークのシェリー樽とバーボン樽でそれぞれ熟成した3種の原酒をヴァッティングし、各原酒の個性が複雑に重なり合うバランスの良い味わいに仕上げました。
バニラやレモンを感じる香味、長く続くスパイシーな余韻が特長です。
サントリーから発表された「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」のコンセプトを読むと、どこかで見た事があるような…。
マッカランファインオークとほぼ同じ…。
今回のニューリリースはいわば限定品でのモデルチェンジ。
マッカランファインオークが終売した後、限定復活したのがこの「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」となるわけです。
「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」限定販売後、定番商品として発売され流通が安定しました
「マッカラン ファインオーク」からのラベルとボトルの変更
今回の終売を経てのリニューアルで、とりあえず見て取れるのはボトルとラベルの変更
ボトル形状は2018年7月頃からリニューアルされたデザインボトルに。
新ラベルにはファインオークの文字が消え「トリプルカスクマチュアード」の文字が。
旧ラベルとなる「マッカランファインオーク 12年」現時点でかろうじて入手可能、飲み比べてみるのも一興。
ザ・マッカラン トリプルカスク12年の発売日&価格
- 発売日:2019年5月21日
- 希望小売価格:7,000円
ザ・マッカラン トリプルカスク12年の発売日は5月21日。
ダブルカスク12年が発売された約1年後。
価格は7,000円。
少々割高感を感じますが、数量限定なだけに即完売してしまうのでしょうか?
アマゾンでは予約が始まっていました
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ザ・マッカラン トリプルカスク12年まとめ
気軽に飲めるマッカランという位置づけだった「ファインオークシリーズ」が終売。
その後、数量限定ウイスキーとして「ザ・マッカラン トリプルカスク12年」の新発売。
マッカラン蒸留所のシェリー樽不足がうかがえます。
「トリプルカスク12年」からの大きな変更点が3点
- 価格
- 数量限定
- ラベル
価格面から見ると、ファインオーク12年のメーカ価格が5,400円だったのに対して、今回の限定品の価格が7,000円。
実質1600円の値上げ。
今回リリースされるウイスキーの本質自体が分からないので、なんとも言えませんがただの値上げになっていない事を祈るばかり・・・。
要は味に期待という事です。
先代に当たるファインオークファンの方は現時点で、旧ラベルが終売したものの、多少の値上げはありますがまだ流通が見られます。
新商品を狙うよりも今のうちに旧ラベルを楽しんでおいた方が良いかもしれません。
マッカラン蒸留所についてはコチラから↓
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
マッカランと言えば重厚でフルティーな味わいのシェリー樽のウイスキー
シェリーカスクはマッカラン以外にも多くの銘柄で使用されています