アードベッグ ヘビー・ヴェーパー
Ardbeg Heavy Vapours
アードベッグファンのみならずウイスキー愛好家から注目の高いウイスキーイベント「アードベッグデー」
毎年待ち望まれているのはそれに合わせて発売される限定ボトル。
2023年に発売の限定アードベッグは…
「アードベッグ ヘビーヴェーパー」
興味をそそるデザイン、蒸気を纏った佇まいがまず目を惹きます。
- アードベッグ ヘビー・ヴェーパーの発売日と定価
- 選ばれた原酒の内容
- 予約できるのか?
- 定価や発売日は?
- ヘビー・ヴェーパーの意味・由来は?
- ウイスキーの味わいは?
などなどアードベッグ ヘビーヴェーパー(ヘビー・ヴェイパー)の詳細情報をチェック。
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アードベッグ ヘビーヴェーパーとは?Ardbeg Heavy Vapours
5月末から6月初旬にかけて毎年開催されているウイスキーの祭典「アイラフェスティバル」
アードベッグでは6月1週目の土曜日に合わせて「アードベッグデー」を設定し祝います
アードベッグ・デー限定の歴代ボトルなど詳細まとめ↓
2023年に発売されるのが「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー Ardbeg Heavy Vapours」
「ヘビーヴェーパーの由来」意味は?
ヘビー・ヴェイパーその意味は直訳すると
HEAVY VAPOURS = 重い蒸気
これは ポットスチルで蒸留する際に気化した蒸気に由来します。
アードベッグの場合、通常その蒸気がピュリファイアーを通り、再び液体となりアードベッグのウイスキー原酒を形成します。
ピュリファイアー(精留器)とは?
アードベッグデー限定ウイスキー「アードベッグ ヘビーヴェーパー」今回のテーマとされたピュリファイアーとは精留器。
精留器とは、アードベッグ原酒を蒸留するポットスチルのラインアームに取り付けられた銅製の円けいで筒のようなもの。
それが「ピュリファイアー(精留器)」
アイラ島ではアードベッグのみが採用し、再留釜に取り付けられています。
上記画像左上ラインアーム部分に設置
箱にも絵が描かれています(赤枠内)↓
このピュリファイアーが原酒生産時に及ぼす影響は、蒸気に与える温度変化や銅との接触機会の増加など。
精留器はアードベッグの味わいの中核となるピートによる強烈なスモーキーフレーバーとフローラルなフルーティさのバランスを取る役割を果たしています
これによりアードベッグの味わいは、スモーキーながらもどこかフルーティーで軽やかとも感じられるような複雑な香味に仕上がっています。
ヘビー・ヴェイパーに使用された熟成樽は?
ファーストフィル&セカンドフィルのバーボン樽を使用。
今回熟成に使われた樽は、アードベッグのスタンダードともいえる最も原酒の味わいが表現されるタイプ。
ピュリファイアーが及ぼす影響や役割が感じられる構成。
アードベッグ ヘビー・ヴェーパーの味は?
- スパイシーな暖かみ
- 炭塵
- ダークチョコレート
- コーヒーの粉
- ビターでスイート
- アニスやシナモン
ウイスキーの味わいのバランスを制御するかのように使用されているピュリファイアーを外したらどうなるのか?
アードベッグ ヘビー・ヴェーパーが問われるのはこの部分。
ピートによるスモーキーなアードベッグらしい強烈な味わいを更に荒々しく強調…
テイスティングコメントの「炭塵・コーヒーの粉」これに表現されるような雑味とも捉えかねない強い個性が望まれます。
2023年 限定アードベッグ ヘビー・ヴェーパーの定価や発売日・予約は?
アードベッグデーに合わせて限定ボトリングされる「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー」
発売されるボトルは正規代理店MHDによるものと、コミッティーリリースの2タイプ。
定価や発売日・予約など比較してみましょう
コミッティー比較「違いはアルコール度数」
MHD国内リリース | コミッティーリリース | |
定価 | 19,800円 | 19,800円 |
発売日 | 5月24日 | 4月18日 → 26日/27日 |
予約 | ?? | コミッティサイト |
アルコール度数 | 46度 | 50.2度 |
MHDによる日本国内限定リリースとコミッティリリースの最も大きな違いはアルコール素数。
コミッティリリースはカスクストレングスで50.2度でボトリングされます。
定価は共に19,800円とされています。
例年の アードベッグデーの限定ボトル と比較すると3千円近く値上がりしています。
コミッティリリースの発売日は2023年4月18日の正午より、4月26~27日に届けられます。
予約は国内リリースを含め記事執筆時点では行われていませんでした。
ネット販売は、毎年少量ですが行われています。
発売や予約が始まったら下記ショップリンクよりチェック可能。
アードベッグ ヘビー・ヴェーパー限定ウイスキーの発売日や予約・定価や味は?まとめ
Ardbeg Heavy Vapours
- 2023年アードベッグデーの限定ボトル
- 通常とは違う製法のウイスキー原酒を使用
- コミッティーリリースを含め発売は2種類
- 発売日や予約は異なる
- 定価の設定が上がった
ウイスキー愛好家にとって定番となったイベント「アードベッグデー」
2023年の発売限定ボトルは
「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー」
ピュリファイアー(精留器)による蒸気の違いによる味わいの個性付けがテーマ。
人気のアイラモルトウイスキーの限定ボトル、通常の製法とは異なるアードベッグに興味が尽きません。
コンセプトの違いは有れど、定価設定が毎年値上がりしていいるのは間違いないようです。
しかし、味わいはこれまでも素晴らしい物をリリースし続けてきました。
定番の アードベッグ 10年 と比較するのも面白い!
発売日が近づいたら、予約やリリース状況をチェック「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー」
1度は飲む価値ありのウイスキーではないでしょうか。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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