世界的に注目度の高いジャパニーズウイスキー。
国産ウイスキー2大ブランドの一角を担う、ニッカウヰスキーが所有する余市蒸溜所。
人気の高い蒸溜所で見学コースは常に満員…。
「ニッカ 余市蒸留所限定 ブレンデッドウイスキー」
余市蒸溜所の売店のみでお土産用に販売されている限定ウイスキー。
しかしネット通販全盛のこの時代、余市蒸溜所の売店限定とはいえ、購入も可能になりました。
おすすめの飲み方や味わいをレビュー。定価や購入先などを記し、コスパで評価ていきます。
ニッカ 余市蒸溜所限定 ブレンデッドウイスキー
- ニッカウヰスキー 余市 売店 限定
- 蒸留所:余市蒸溜所
- 地域:北海道余市郡
- 熟成年数:ノンエイジ
- 使用原酒:モルトウイスキー・グレーンウイスキー
ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 売店限定 ブレンデッドウイスキー
銘柄 | 余市蒸留所限定 ブレンデッドウイスキー |
---|---|
生産者 | ニッカウヰスキー |
定価 | 3,050円 |
容量 | 500ml |
飲みやすさ | |
当ブログコスパ評価 | |
味わいを一言で | ブレンデッドの割に飲みごたえ有り |
ニッカウヰスキーが生産する「余市蒸留所限定 ブレンデッドウイスキー」
その名が示す通り、余市蒸溜所の売店のみで限定販売されているウイスキー。
北海道 余市蒸留所に赴き、工場見学後にお土産として購入することができます。
昔は余市蒸溜所のみでの販売でしたが、現在はネット通販を使えば購入できるようになりました。
余市蒸留所の売店ではこのウイスキーを始め数種類のウイスキーが訪問者限定で購入可能。
今回のウイスキーは グレーンウイスキーを合わせたブレンデッドタイプで価格も安価。
ニッカが生産するグレーンウイスキーといえば、宮城峡蒸溜所のカフェ式連続式蒸溜機、休売になってしまった ニッカカフェグレーンが思い出されます。
以前、筆者が余市蒸溜所を訪れた際には、売店限定でこのカフェグレーンも販売されていました。
上記のグレーンウイスキーが使用されているか定かではありませんが、余市蒸溜所のモルトウイスキーをメインにしたブレンデッドウイスキー。
ニッカウヰスキーは、各銘柄で終売・休売の発表が相次いでいます。
「ブレンデッドウイスキー鶴」も終売となった今、ニッカウヰスキーの中で貴重な存在。
余市蒸留所 限定ブレンデッドウイスキーのラベル
ラベルにはゴールドのポットスチルと青いラインが描かれています
シンプルながら気品あるデザイン、古めかしさを感じる字体から余市蒸溜所の歴史を感じます。
余市湾の近郊に位置する余市蒸留所…
ラベル上部の青いラインは海をイメージして描かれたもの。
定価や容量・アルコール度数は?
- 定価:3,050円
- アルコール度数:40 %
- 容量:500ml
余市蒸溜所の売店限定でお土産として販売されている定価は3,050円。
購入本数には制限があり、おひとり様1本限りでした。
容量が少なく500mlでは有りますが、お土産用という事も有り定価の設定は安く感じます。
ニッカウヰスキー「余市蒸溜所でお土産」売店限定ウイスキー
ニッカウヰスキー 余市蒸溜所では、数種類のウイスキーを蒸留所の売店限定で販売しています。
上記のボトルは、筆者が最初に余市蒸溜所を見学で訪れた際に併設の売店で購入した2本のウイスキー。
余市蒸溜所が設立した1934年に設置されたニッカウヰスキー 1号ポットスティルをモチーフに作られたボトル。
中身のウイスキーは現在終売となているブレンデッドウイスキー「キングスランド」
余市蒸溜所の売店は見学コースの一環となっているのですが、現在大変混み合い予約が取れない状態。
売店だけなら見学を行わなくても入ることが可能になっています。
売店・レストラン・ニッカミュージアムは自由にご利用いただけます。
またガイドツアーにご参加される方と出入口が異なります。引用:ニッカウヰスキー
当記事で紹介している「余市蒸留所限定ブレンデッドウイスキー」を初め、売店限定ウイスキーは当然ながら通常 酒販店で見かける事はありません。
しかし、価格にバラつきがあるもののネット通販を使えば購入可能な物もあります。
シングルモルト余市2000’S
現在は余市蒸溜所の売店でも終売しているウイスキー。
使用原酒の年代も明確化されたシングルモルトウイスキー原酒。
ニッカ シングルモルト余市 ウッディ&バニラ
バーボン樽で熟成された原酒の特徴であるバニラ香やウッディーな味わいがベースのウイスキー。
ニッカ シングルモルト余市 ピーティ&ソルティ
余市蒸溜所のウイスキー原酒の特徴でもある「ピート」に焦点を当てたウイスキー。
海を感じるソルティーな味わいと余市ならではのピートスモークを楽しむ。
ニッカ シングルモルト余市 シェリー&スイート
フルーティーでレーズンや完熟フルーツを想わせる味わいをウイスキーに付与する熟成樽「シェリー樽」。
余市原酒が持つ個性的な味わいとシェリーカスクからの優美な甘さの融合を味わえるウイスキー。
シングル アップルブランデー 弘前12年
余市蒸溜所ではなく、青森県の弘前工場で蒸留されたアップルブランデー。
ウイスキーとはひと味違うまろやかで果実味溢れる味わいを堪能。
ここに挙げたのはほんの一部…
種類が豊富な売店限定ウイスキーを求めて、余市蒸留所を訪れるウイスキー愛好家も多く存在します。
現在、見学が満員でも蒸留所の売店だけ利用する事が可能です。
お土産のクオリティーを越えたウイスキーを、売店で物色するのも余市蒸溜所での楽しみの一つ。
しかし、全てが常時販売されているわけでは有りません。売り切れている事も多いので、ネット通販の在庫と価格もチェックしておきましょう。
余市蒸溜所限定 ブレンデッドウイスキー「テイスティング・レビュー」
ニッカウヰスキー 余市蒸留所限定 ブレンデッドウイスキーの評価は?
実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう
カラーは澄みきったイエローゴールド
香りは爽やかな酸味とそこに潜むピート
口に含むと 穏やかだが多少のアルコール感と共に柑橘系の爽やかな印象が現れる。
後に余市原酒特有のスモーキーフレーバーとウッディなニュアンスが印象的に顔を覗かせ始める。
ブレンデッドウイスキーとしては、モルトのコクと共に主張を強く感じる味わいで飲み応えがある。
フィニッシュに向かうにつれ、味わいは ピート の香りを残しながら、穀物系の甘さからすっきりとした味わいに移り変わり、飲みやすい印象へまとめ上げていく秀逸さ。
加水すると 爽やかな印象がさらに強く感じ、香りだち良くかなり飲みやすい。
ロックにしても同様に爽やかな印象は感じられるが、少々ビターな印象がプラスされる。
ハイボールにすると、コクと甘みに爽やかさがプラスされ好印象。
心地よいスモーキーな香り立ちが程よいアクセントになり、余市らしさを随所に感じられる味わい。
余市蒸溜所限定 ブレンデッドウイスキーおすすめの飲み方は?
基本的にバランスが良く、飲み方はブレンデッドウイスキーらしく三者三様どれも好ましい。
個人的にはハイボールに仕上げた時の爽やかな香り・麦芽・スモーキーフレーバーの三つが混ざり合う個性的な味わいに惹かれました。
ニッカ 余市蒸溜所限定 ブレンデッドウイスキー コストパフォーマンス&まとめ
NIKKA WHISKY YOICHI
- ニッカウヰスキー 余市蒸留所 売店限定ウイスキー
- 通販で購入可能
- 以外とスモーキーで飲みごたえ有り
- 原酒に若さを感じる味わい
- 定価:3,050円
余市蒸溜所限定のウイスキーというだけあり、スモーキーフレーバーを感じられる原酒が下支えとなっている味わいに好感が持てます。
ブレンデッドウイスキーというカテゴリの中では、味の構成に主張がしっかりと感じられ、ストレートで飲んでも十分に楽しめるウイスキー。
ニッカウヰスキーらしさを随所に感じました。
使用されている原酒に若さは感じられますが、モルトウイスキーの含有率が高いためか、アルコールによる嫌悪感を一切抱かず飲むことができました。
容量500mlで定価は3050円。
余市蒸留所限定ブレンデッドウイスキーは、ネット通販で多少流通している物の、基本的には蒸留所の売店を訪れた人にしか購入できない限定ウイスキー。
余市蒸留所の限定品でなく、気軽に入手できれば きっとまた購入するだろうなと思わせるウイスキーでした。
評価:コスパ優良
ニッカウヰスキーが所有する、北海道 余市蒸溜所の売店限定ウイスキーがゆえに、定価販売は稀ですがネット通販でも購入可能です。
現在は終売となってしまいましたが
工場見学者限定で余市蒸留所原酒の5年~25年熟成が販売されていました
60度前後のハイプルーフで貴重な逸品。
北海道を訪れた際には余市蒸留所の工場見学を楽しみ、充実した蒸溜所限定ウイスキーを売店で品定め。
ウイスキー愛好家にとって最良の旅となる事は間違いないでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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