サントリーと並ぶ国産ウイスキーの雄「ニッカウヰスキー」
日本のウイスキー文化を作り続け、2024年ついに90周年を迎えます。
祝うべきその日に先駆け、2本のニッカを代表するシングルモルトウイスキーの限定リリースが決定
『余市ノンピーテッド』
『宮城峡ピーテッド』
2021年から2024年に続く「NIKKA DISCOVERY シリーズ」第1弾としての発売
原酒不足から限定本数も少なく、入手困難が予想されますが、両ウイスキーを調査
- 定価
- 発売日
- 味わい
- コンセプト
- 予約
- 限定本数
ニッカディスカバリーシリーズ第1弾「余市ノンピーテッド&宮城峡ピーテッド」の詳細情報をわかっている範囲でまとめていきます。
第2段の発売が決定しました
余市・宮城峡 アロマティックイースト 定価や発売日・予約などのまとめ↓
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NIKKA DISCOVERY シリーズ 限定発売
2024年に90周年を迎える「ニッカウヰスキー」
記念すべきその年に向かい発売されるのが「NIKKA DISCOVERY シリーズ」
ニッカディスカバリーシリーズのコンセプトはニッカウヰスキーが保有する多種の原油が持つ多様性、奥深さ、意外性を「発見する」シリーズ。
2021年、第1弾のシングルモルト2本を皮切りに、2022年、2023年と続けて限定発売していく予定が立てられています。
ニッカウヰスキーの原酒不足は今や言うまでもなく、限定ウイスキーのリリースは大変貴重
以前は10年・12年・15年とラインナップされた余市も原酒不足からことごとく終売、現状では年数表記が取り払われノンエイジのみの流通
限定品を除けば余市・宮城峡 両銘柄ともにラインナップは1種類ずつ
しかも、ノンエイジすら価格の高騰や、購入本数の制限などがみられ流通は残念ながら安定していません。
ニッカウヰスキーから毎年のようにボトリングされている限定ウイスキーのクオリティーは高く、熟成樽により原酒の持つポテンシャルの高さが表現されてきました。
一昨年リリースされたアップルブランデーフィニッシュは香り高く上質な甘み、入手困難では有りましたがクオリティーの高さは記憶に新しい所。
今回の限定ウイスキーのコンセプトで特筆すべきは「逆転」
余市・宮城峡、両蒸留所で通常設定されている個性をピートという観点で逆にしています。
通常の余市・宮城峡ウイスキー原酒の味わいの特徴
- 余市蒸留所:ピートの香りをアクセントとした原酒
- 宮城峡蒸留所:フルーティーで穏やかな原酒
この個性を逆転させ、余市はノンピートで、宮城峡はヘビーピートでというのが今回の試み。
シングルモルト 余市ノンピーテッド
- ノンピーテッドモルト原酒
- アルコール度数:47度
- 淡いブルーのラベル
北海道の大自然に恵まれ、1934年に創業したニッカウヰスキーの顔ともいうべき余市蒸留所。
石炭直火蒸溜による力強くスモーキーな味わいが特徴の原酒を生産しています。
今回の限定ボトルで使用されたのは「ノンピーテッドモルト原酒」
骨太で精悍な印象が強い余市蒸留所のウイスキー。
ピーティーな味わいの奥に隠れる余市原酒が本来持つ柔らかな甘みや麦芽香などを感じるのに打ってつけなボトル
以前アイラモルト、アードベッグのライトピート「ブラスダ」に出逢った時のあの不思議な感覚が思いだれました(余市ノンピーテッドにここまでの通常との大きな差は無いとは思いますが…)
「ブラスダ」は高い評価を得ていたボトルでは有りませんでしたが、個人的には割と好みでした。
余市ノンピーテッドのラベルは通常使われる重厚感のある印象とは打って変わって淡いブルー。
いつもとは違う柔らかな味わいに相応しく爽やかなラベルでノンピーテッドが表現されています。
余市ノンピーテッドの販売は?
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ニッカウヰスキーの限定ボトルがリリースされると、例年即完売します。
酒販店でも入荷出来ない店舗が多く、入手困難と言わざるを得ません。
しかし、抽選などの方法で多少は市場流通があると思われます。
この記事執筆時点ではまだ予約は始まっていませんでした。
予約・販売が始まりましたら下記ショップリンクから確認可能
シングルモルト 宮城峡ピーテッド
- ピーテッドモルト原酒
- アルコール度数:48度
- ピートを連想する色合いのラベル
フルーティーで柔らかな味わいが魅力のシングルモルトウイスキー「宮城峡」
今回の限定ウイスキーのコンセプトは「ピーテッド」
ピーテッド麦芽で仕込まれた原酒のみを使用してボトリング。
宮城峡の良さである気品ある味わいに、スモーキーフレーバーが融合。
原酒の持つ繊細ながらも高いポテンシャルが損なわれなければよいのだが…。
とも思いましたが、スコッチウイスキーでもスペイサイド地方のピーテッドなどアイラとはまた違う味わいで成功例も多くみられます。
ベンリアックのピーテッドなどは、コスパ的に見ても優秀ではないでしょうか
宮城峡ピーテッドとアルコール度数も同じ、比較してみても面白かもしれません。
ニッカの手腕に期待が寄せられます。
ピーテッドに求めたいのはやはり力強さ、余市よりも1度高いアルコール度数48度の設定には好感が持てます。
宮城峡ピーテッドの販売は?
余市ノンピーテッドと同様に宮城峡ピーテッドの予約販売もまだスタートしていませんでした
予約・販売開始は下記ショップリンクで確認可能。
限定ウイスキーの発売日&価格(定価)・本数は?
- 発売日:2021年9月28日
- 容量:700ml
- 価格(定価):20,000円(税別)
- 限定本数:各10,000本
第1弾「NIKKA DISCOVERY シリーズ」2本の発売は9月21日。
恐らく第2弾も来年の秋頃であると予測されます、アンテナを張っておきましょう。
今回の限定品では販売価格(定価)の設定が、今までより高くなっています。
例えば「アップルブランデーウッドフィニッシュ」の時には15,000円でした。
仕様が全く違うウイスキーなので比較は一概にできませんが、昨今のジャパニーズウイスキーブームの影響を感じざるを得ません。
限定本数は各1万本。
それ程多い訳では有りませんが、市場に多少流通する事も予想されます
予約・販売をチェックしておきましょう。
余市ノンピーテッド|宮城峡ピーテッド価格や予約etcまとめ
NIKKA DISCOVERY シリーズ の第1弾として発売される「余市ノンピーテッド」と「宮城峡ピーテッド」
どちらもニッカウヰスキー有する国産ウイスキーの人気銘柄だけに注目が集まります。
ニッカが生産する限定ウイスキーは、クオリティーも高く、毎年目を見張るもが有ります。
価格(定価)的に見ても決して安くは有りませんが、原酒の希少さを考えれば、是非とも飲んでおきたいウイスキー。
入手困難からの価格高騰も予想されます。
予約など販売状況をチェックしておきましょう。
これから始まるニッカウヰスキー90周年への新たな挑戦「ニッカディスカバリーシリーズ」
今まで体験したことのない余市と宮城峡の新しい味わいへ思いを馳せて…。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
ニッカの至宝「余市・宮城峡」限定ウイスキー↓
余市蒸留所の限定ウイスキー↓