ニッカウヰスキーが生産する人気のシングルモルトウイスキー「余市」
原酒不足から熟成年数表記の銘柄を終売とし、現在はノンビンテージのみが流通しています。
そんな過酷な状況下の中、ニッカからビッグニュースが届きました。
余市10年の復活!新発売!
これは、嬉しいニューリリースです。
この記事では、新発売される余市10年の詳細を記載。
- 余市10年の定価は?
- 発売日は?
- 限定?
- 味わいは?
- 予約は?
リリース情報が解禁されたばかりですが、現在まででわっかっている事をまとめ、情報が入り次第 追記していきます。
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新発売!余市10年が復活
余市10年の旧ボトルが終売したのが2015年。
この時に同時に、12年・15年・21年共に年数表記があるものは終売しました。
宮城峡も同様です。
今回の余市10年の復活!新発売は7年ぶりの大きな前進。
しかも、1度切りの限定リリースかと思いきや、年間本数限定でのニューラインナップ。
復活の余市10年は年間本数限定の定番商品として流通するようです。
これで、余市のラインナップはノンビンテージを合わせて2種類となります。
現在、このノンビンテージすら品薄な状況下、定価での販売は稀で、価格高騰しているのをよく見かけます。
余市10年の復活は嬉しいニュースであると同時に流通に不安がよぎるのが正直な所。
以前は、カスクストレングの余市10年なども限定販売されていました。
この頃と比べると、原酒供給に残念ながら大きな逼迫が伺えます。
ラベルがリニューアル
ニューリリースの余市10年ではラベルデザインが刷新。
ラベルが小さくなり、スタイリッシュな雰囲気に。
余市10年旧ボトル↓
終売前の余市10年と比べるとラベルのカラーが濃くなり、どちらかというと終売前の余市15年と現行のノンヴィンテージを足して2で割ったような印象。
あくまでもラベルからの印象で、中身に↑ここまでの過度な期待は禁物でしょう。
個人的にも名作と感じていた余市15年、いつの日かこのボトルも復活する事を心待ちに…。
ボトル形状は、これまでのニッカウヰスキーの物と同じ。
ニッカのボトル形状に込められた意味合いは竹鶴17年の記事で触れました。
復活!余市10年の味わいは?
余市10年の味わいを公式テイスティングから抜粋すると
- ウッディ
- 熟したバナナ
- モルティー
- 洋梨の甘酸っぱさ
- 燻製(スモーキー)
- コクとピートの香ばしさ
10年以上の熟成期間を経た原酒のみが使用されている事も有り、複雑な味わいに仕上がっているようです。
ピート の炊き込みによるスモーキーな味わいやウッディなニュアンスは、これまでの余市でもよく感じていましたが、特筆すべきは洋梨やバナナなどの重厚なフルーツを想わせる味わい。
ノンヴィンテージとはひと味違う、熟成樽と余市蒸留所の気候が及ぼす時間の流れを折り重なるフレーバーで楽しめるのではないでしょうか。
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余市10年の発売日&定価・予約は?
- 余市10年の定価:8,000円(税抜き)
- 発売日:2022年7月26日(北海道)・2022年11月15日(全国)
- アルコール度数:45度
- 年間販売量:9,000本(国内)
定価は税抜きで8,000円。
終売する前、ウイスキーブーム以前の余市10年旧ボトルは定価で4,500円位でした。
値上がり幅は大きいものの、昨今の山崎や白州の価格と比較すると良心的にも思えます。
発売日は、余市蒸留所が所在する北海道が約4カ月ほど早く先行発売されます。
アルコール度数は、終売前と変わらず45度でのボトリング。
記事執筆時点では、本数が少ない事も有りまだ予約などの販売は行われていませんでした。
難しいとは思いますが、予約や販売は下記からチェックできます
余市10年「どこで買える?」
発売本数が年間9,000本限定という少ない流通の「余市10年」
現時点での一般的な流通はあまり望めないと思います
比較にもならないかと思いますが、以前ニッカウイスキーが発売した「ニッカセッション」が60万本限定での販売スタート。
現在は安定していますが、発売当初は品薄状態にありました。
余市10年が、どこで買えるか推測すると、先行販売が北海道という事も有り、余市蒸留所のお土産コーナー でのわずかな流通が期待できるかもしれません。
この年間生産本数では、ネット通販などでの定価での購入は難しいと思われます。
百貨店などでの抽選販売もあるかもしれません。
余市10年が復活新発売!定価や発売日・味わいは? まとめ
- 余市10年の発売は7年ぶり
- 発売日:11月15日(全国リリース)
- 定価:8,000円
- ピート&スモーク&フルーツ複雑な味わいに期待
終売から7年の時を経て復活リリースされる「余市10年」
年間生産本数に限りが有り、当面の間は口にするのが難しいかもしれません…。
しかし、ジャパニーズウイスキーの2大勢力でもあるニッカウヰスキーから熟成年数が表記されたシングルモルト・ウイスキーがようやく登場します。
これはウイスキー愛好家として喜ばしい出来事。
北海道を先行して設定した発売日にも、地元愛に溢れるニッカらしく好感が持てます。
定価の設定は決して安いものでは有りませんが、昨今のジャパニーズ・ウイスキーブームを鑑みると妥当と言わざるを得ません。
「余市10年」定価での購入が出来れば、筆者は間違いなく購入します。
その時には10年の時を経た、余市ウイスキー原酒の味わいに触れ、感じた事をレビュー記事として作成していきます。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
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