ヘヴンヒル
蒸留所・・・ヘブン・ヒル蒸溜所
地域・・・ケンタッキー州ルイビル
熟成・・・4年
アルコール度数・・・40%
ヘヴン・ヒル蒸留所
バーボンウイスキーを語る上で外す事が出来ない蒸留所「ヘヴン・ヒル」
流通しているバーボンウイスキーの多くはこの蒸留所の原酒を利用して生産されています。
ヘブンヒル蒸留所は1934年、ケンタッキー州のバーズタウンでシャピラ兄弟により創業。
蒸留所のヘブンヒルという名はその地の農場主であったウイリアム・ヘブンヒルにちなむもの。
ケンタッキー州産ウイスキーの保有量世界第2位のバーボンメーカーでアメリカ最大の独立系・家族経営のスピリッツ製造会社
「ヘヴン・ヒル」と2語に別れているのは、当初の印刷ミスによるものだったと言われています。
ヘヴン・ヒル社はビーム家とのつながりも大変深く、マスターディスティラーもビーム家から出し、イースト菌も代々受け継がれてきたものを使用。
1996年、当時結構大きなニュースになったのですが、ヘブンヒル蒸留所は、落雷による大規模な火災に見舞われ蒸留所を休止してしまいます。
その後ルイビルにあるバーンハイム蒸留所を買収し、現在はこのヘブンヒルもバーンハイム蒸留所で生産してしまいます。
「ヘヴンヒル オールドスタイルバーボン」テイスティング・レビュー
カラーは標準的な琥珀色。
香りは甘美な樽香と若干のセメダイン臭が 混じり合う。
口に含むと軽やかで、ライ麦の甘味とミルクチョコレートのような甘味を感じる
ボディーはライトですっきりとした印象。フィニッシュ、主原料がとうもろこしではあるものの、どこか麦芽のような香りを感じながらスムースに。
バニラのようなあまさも感じられるが、軽やかなバーボンウイスキーとの印象を残す。
ロックにしてもすっきりとしている中にも穀物とミツのような甘さも感じられる。
軽やかで飲みやすいが少々 苦味も残る。
ハイボールにすると甘味と爽やかさがバランスよく調和し飲みやすい
ヘブン・ヒル コストパフォーマンス&まとめ
バーボンウイスキーの代名詞といっても過言ではない「ヘブンヒル オールドスタイルバーボン」
昔から変わらないこのスクエアボトルに詰められる柔らかく濃すぎないその味わいは、飲みやすく万人受けするのではないでしょうか。
現在は以前販売されていた10年物や15年物、プレミアム品にあたるオールド1899ロイヤル12年などすべて終売してしまいました。
ヘブンヒル名義で流通しているのはこのワンアイテムだけとなっていしまいました。
スコッチウイスキーだけに留まらず、 ウイスキー業界全体的に値上げが相次ぐ中、この価格で入手できるのは嬉しい限りです。
食事中に楽しむハイボールやオンザロックなど、日常的に気軽に頂くウイスキーの一角を担ってくれています。
評価:コスパ優良
日々のハイボールにはこの大容量がお得です。
2012年のアメリカ大統領選挙にちなんでリリースされたヘブンヒル社がボトリングする「レッドステート」
中身は同じで「ブルーステート」も有ります
限定品なので試すなら早目の方が。
ヘブンヒル社が生産するバーボンウイスキーの中でも愛好家から最高評価を得ている「ベリー オールドセントニック」
終売になってしまいました。
値上がりしていますが飲めるうちに・・・。
終売してしまった15年物、しかっりと濃厚な味わいで当時お気に入りの一本でした。
しかし今では価格が・・・。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを