【クライヌリッシュ14年 レビュー】味わい深く個性的な香り漂うウイスキーをコスパで評価CLYNELISH | ウイスキー 最高の銘柄を探して。。。
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【クライヌリッシュ14年 レビュー】味わい深く個性的な香り漂うウイスキーをコスパで評価CLYNELISH

クライヌリッシュ 14年 味 評価 ハイランド CLYNELISH

北ハイランドにある個性豊かで、多くのウイスキーファンから好評価を得ているクライヌリッシュ蒸留所。

クライヌリッシュ 14年」は蒸留所のまさに顔というべき一本。

この記事では、クライヌリッシュ蒸留所の歴史に触れ、クライヌリッシュ14年の華やかな香りや味をレビューし、コスパで評価していきます。

 

クライヌリッシュ 14年

  • 蒸留所クライヌリッシュ蒸溜
  • 地域:ハイランド地方 ブローラ
  • 熟成:14年
  • アルコール度数:46%

 

クライヌリッシュ 蒸留所

銘柄 クライヌリッシュ 14年
輸入元 ディアジオジャパン
定価 Amazon約7,600円
容量 700ml
飲みやすさ
当ブログコスパ評価
ウイスキーの味わい クリーミーで華やか!強い存在感

クライヌリッシュ14年を生産するのは「クライヌリッシュ蒸留所」

この聞きなれない蒸留所名が意味するのはゲール語で「金色の湿地」

北ハイランドにある個性豊かで、多くのウイスキーファンから高い評価を得ている蒸留所。

クライヌリッシュはボトラーズからも多種多様なリリースがあり(近年、激減しました)楽しませてくれます。

現在ディアジオ社に所有され、原酒のほとんどがブレンデッドウイスキー用に供給。

クライヌリッシュ蒸留所の操業

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クライヌリッシュ蒸留所が創業したのは1819年。

サザーランド公爵によってハイランド地方「ブローラの町」に建てられました。

そこは、インバネスから北上したサーモンフィッシングで有名なブローラ川で知られる有名なリゾート地。

 

1925年にはDCL社がすべての株を買収しその傘下となり、UDV社の系列となります。

その後1931年~1938年まで不況を理由に休業し、1941年~1945年までは第二次世界大戦の影響で大麦の供給が止まってしまったために閉鎖していました。

ここからの歴史は「ブローラ」新たに建てられた蒸留所と共に歩んで行く事となります。

ブローラ蒸留所とは?

クライヌリッシュを語るうえで必ず登場するのが「ブローラ」

閉鎖蒸留所と言う事もあり、現在入手困難な銘柄の一つに…。

登場したのは1967年。

隣の敷地に同じ設計図を用いて新蒸留所を建設
こちらの蒸留所名を「クライヌリッシュ」として営業。

元の蒸留所を改名し「ブローラ蒸留所」として1983年まで稼働させる事となります。

その期間わずか約14年間
ピートを効かせたウイスキーを生産。

その生産期間の短さもあり「ブローラ」は現在では品薄、価格高騰が続いている状況。

当時、クライヌリッシュは花と動物シリーズでリリースされていたのに対し、ブローラはレアモルトシリーズでリリースされていました。

 

 

クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ14年 評価 味 ハイボール マーク

現在はMHD よりヒドゥンモルトシリーズとして「クライヌリッシュ14年」はリリースされています。

ラベルに描かれるのは、旧ラベル UD社の「花と動物シーリーズ」の頃から引き継がれる、サザーランド公爵の副紋章である山猫。

クライヌリッシュ 味 評価 価格 飲み方 クライネリッシュ CLYNELISH

現在は左側をむいている山猫も、↑旧ラベル「花と動物シリーズ」の頃は右側をむいていました。

 

クライヌリッシュ蒸留所はステンレス製とカラ松製のウォッシュバック使用。

ポットスチルはボール型を採用
初留・再留合わせて6基の蒸留釜を稼働させています。

 クライヌリッシュのテイスティングコメントでよくあげられる、蜜ろうを思わせるワクシーな味わいは、蒸留液を一時的に貯めておくレシーバータンクにその要因があり、底に溜まっている沈殿物がそのワクシーな風味を造り出しているとも言われています。

 

⇒現在入手可能な「クライヌリッシュ」

 

⇒現在入手可能な「ブローラ」

 

「クライヌリッシュ 14年」テイスティング・レビュー

クライネリッシュ14年の評価は?

実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう

クライヌリッシュ 14 テイスティング 味 評価

 

カラーは茶色身がかった輝くゴールド。

香りは少々酸味を伴なう温かみのある熟したフルーツ。

口に含むとクライヌリッシュ特有のマスタードを連想するスパイシーな香りとクリーミーで蜜のような甘さが広がる。フルーティーで洋梨の様な魅惑的な味わいが口中に広がる。

ボディには厚みを感じ、複雑でフルフレーバー。

フィニッシュは樽熟成からのウッディーな要素が鼻孔をくすぐり華やかで長い。

心地良く感じられる酸味と、オイリーでバランスの良い甘さが広がる。

加水するとスムースにまとまるものの、華やかでしっかりと立ち昇る香りは健在。

オン・ザ・ロックにするとドライで少々違った表情を見せて面白い。

ハイボールにしても華やかで爽やかな味わい。個性的ながらも悪くない印象。

CLYNELISH 14年おすすめの飲み方は?

結論から言うとストレートで飲むのが一番。

というのは間違いないと思うのですが、少々濃いめに仕上げたハイボールも絶品。

クライヌリッシュのかぐわしい香りが鼻腔に上がる個性的なハイボール。

一度試してみるのも一興。

 

「クライヌリッシュ14年」コスパ&評価 まとめ

CLYNELISH 14years

  • ハイランドの中でも際立った個性
  • 熟成感の割に値ごろ感のある価格
  • ウイスキー愛好家から高い評判を得ている銘柄
  • 一度は飲んで欲しいウイスキー

クライヌリッシュ14年を一言で表すなら「香り華やかでパワフル」

個性的なシングルモルトウイスキーの代表としてよくアイラ島のウイスキーがあげられます。

クライヌリッシュはそれとはまた違う味わいの個性。
一度口にすると印象深く、瞬く間にこの蒸留所のファンになる人も多いのではないでしょうか。

ウイスキー初心者の方にも好まれると思うのですが、未経験のウイスキー愛好家へは驚きと喜びを与えてくれる1本。

 

クライヌリッシュは飲みごたえがあり、そのうえ華やかで繊細…。

比較的入手しやすいオフィシャル定番ボトルでここまで印象に残るウイスキーはそう多くはないように思えます。

個人的にもクライヌリッシュ14年はマイフェイバリットに挙げているウイスキーの1本です。

まだ口にされた事のない方は唯一無二なこの味わい、是非一度試して下さい。

高揚感のある高い満足度が得られ、ゆったりとした安らぎの夜が過ごせるのではないでしょうか。

 

評価:コスパ最高!! 

 


 

クライヌリッシュは以前はボトラーズからのリリースも多く、上質な物によく出会えました。

「シグナトリー」がリリースするボトルはコストパフォーマンスの面でも素晴らしい物が多く存在していました。


 

フレーバーが強く華やかな味わいのクライヌリッシュ

オフィシャルから年に1度、限定リリースされているスペシャルリリースを飲むと更なる飲みごたえ。

カスクストレングスでこの上ない高い満足度のウイスキー。

入手が少々困難ですが一度試してみる価値ありです。


 

スコットランド・ハイランド地方のシングルモルトウイスキーをベースに作られたブレンデッドモルトウイスキー「ハイランドジャーニー」

ハンターレイン社のボトリングで、クライヌリッシュを原酒として使用。

香り高くコスパに優れた逸品。

 

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました。

良いウイスキーLIFEを ウイスキーグラス

 

 

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