蒸留所・・カリラ蒸留所
地域・・アイラ島 ポートアスケイグ
熟成・・8年程度
アルコール度数・・43度
カリラ モッホ Caol Ila MOCH
ディアジオ社のヒドゥン・モルトシリーズの一つ「カリラ」
アイラモルトウイスキーの中でもピーティーでスモーキーそしてフルーティーな印象も受ける事から多くのファン層を持つ蒸留所
「カリラ モッホ」はフレンズ・オブ・クラシック・モルト向けにオフィシャルからボトリングされる限定アイラモルトウイスキー。
モッホとはゲール語で夜明けを意味します。
フレンズ・オブ・クラシック・モルトとは、ディアジオ社のクラシックモルトシリーズ のファンが組織するグループ。
熟成年数表記の無いノンエイジですが、その熟成は8年程。オフィシャルのシングルモルトウイスキーの中でもかなり若い熟成年数。
「カリラ モッホ」テイスティング・レビュー
カラーは薄めのゴールド。
香りは軽やかなピートと麦芽の甘い香り。
口に含むとスモーキーでドライな味わいが広がる。
ライトボディではあるが、カリラらしいスパイシーさはしっかりと感じられる。
中盤には若干ではあるが酸味を伴うフルーティな味わいが現れる。
フィニッシュはドライで短的ではあるがスモーキーな印象がしっかりと残る。
スタンダードボトルと比べるとボディは少々薄く感じられるが、ドライなアイラモルトを好む方はこちらの「カリラ モッホ」も十分候補となるでしょう。
加水するとスモーキーな味わいは感じるものの、フルーティーな甘さの方がストレートの時よりも感じられる。
ロックにするとスッキリと飲みやすい。
ハイボールにするとフルーティーな香りと、スモーキーな味わいがバランスよく混じり合い好印象。
コストパフォーマンス&まとめ
オフィシャルの限定ウイスキーの中でも比較的入手も容易で、価格も抑えめの「カリラ モッホ」
スタンダードの12年熟成のカリラと比べると甘さも控えめで、ドライな印象。
バランスという面では12年熟成品の方に軍配が上がるようにも思えますが、フレッシュでスモーキーな味わいが際立つこの「カリラ モッホ」も十分存在価値を主張しています。
ストレートや加水だけでなく、アイラモルトウイスキーによるハイボールを好まれる方にはぜひ一度試していただきたい逸品。
コストパフォーマンスの面でも12年物と大差のないその価格は満足のいくもの。
限定品なので気軽に入手できる今のうちに・・・。
コスパ良好
ノンピートのカリラ
熟成年数が異なる数種類をリリース。
15年熟成品は、ピート処理をしていない原酒をファーストフィルのバーボン樽で熟成しカスクストレングスでボトリング。
ボトラーズでもある「スペシャリティ ドリンクス社」がボトリングする蒸留所名が記載されていないアイラモルトウイスキー「ポートアスケイグ」。
近年の物は蒸留所名が明かされていませんが、以前はカリラ蒸留所の原酒だと言われていました。
カリラ蒸留所がボトリングする長熟アイラモルト スモーキー。
熟成による甘く滑らかでフルーティーな味わい。
アイラモルトの長期熟成品でこの価格はコスパが良いのではないでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを