ウイスキー愛好家の間で話題となっている 「ビッグピートハイボール缶」。
その名も
『ビッグピート スーパースモーキーハイボール』
アイラモルトの代表格・ビッグピートをベースにした数量限定商品です。
「どんな味なの?」
「どこで売ってるの?」
「定価やコスパはどうなの?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。
実際に飲んでみると、缶ならではの手軽さとビッグピートらしい強烈なスモーキーさが共存しており、ウイスキー愛好家にとっては見逃せない一本。
ビッグピート自体の詳細を知りたい方は、先にこちらの記事をどうぞ↓

本記事では、スーパースモーキーハイボール缶の スペック・定価・販売情報 をまとめると共に、徹底レビューします。
さらに、筆者自身がビッグピートでハイボールを作った場合との味わいや、原価比較も行い、どちらがコスパ的におすすめかを解説。
限定販売のため入手困難なこともありますが、本記事を通じて、あなたにぴったりのビッグピートハイボールの楽しみ方を見つけてみてください。
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ビッグピートハイボール缶「スーパースモーキーハイボール」とは?
項目 | 詳細 |
---|---|
商品名 | ビッグピートハイボール缶「スーパースモーキーハイボール」 |
容量 | 350ml |
アルコール度数 | 7% |
定価 | 438円 |
発売日 | 2025年8月12日(数量限定) |
原材料 | アイラモルト(カリラ、ボウモア、アードベッグ、ポートエレン) |
飲みやすさ | |
当ブログコスパ評価 | |
味わいを一言で | ハイボール缶とは思えない本格的なスモーキーフレーバー |
数量限定で登場した「ビッグピートハイボール缶 スーパースモーキーハイボール」は、ビッグピートらしい個性をそのまま缶に閉じ込めた特別仕様。
その魅力を理解するには、まずベースとなるウイスキー「ビッグピート」がどんなお酒なのかを知っておく必要があります。
ビッグピートとはどんなウイスキーか
「ビッグピート」は、スコットランド・アイラ島のシングルモルトだけをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです。
製造元は、1948年創業の独立系ボトラー ダグラスレイン社。
カリラ、アードベッグ、ボウモア、ポートエレンといった蒸溜所の原酒を使用し、スモーキーで海を感じさせるアイラらしい個性を存分に楽しめるのが魅力です。
「ダグラス・レイン」の詳しい特徴はコチラ↓

スーパースモーキーハイボール缶とは?
ビッグピートをもっと手軽に楽しめるように誕生したのが、数量限定の 「ビッグピート スーパースモーキーハイボール」 。
最大の特徴は、缶でありながらビッグピートらしい“スーパースモーキー”な個性をしっかり表現している点。
一般的なハイボール缶に比べてピートの個性が際立ち、「アイラモルト好きにはたまらない一缶」として話題を集めています。
パーティーやアウトドアで手軽に飲めるのはもちろん、これからスモーキーなウイスキーに挑戦したい初心者にとっても「ビッグピートハイボール缶は挑戦しやすいスタイルです。
スモーキーなハイボール缶、こちらもレビューしました↓

『ビッグピート スーパースモーキーハイボール』テイスティング・レビュー
ビッグピートハイボール缶の評価は?
ハイボールに合うグラス(うすはり)に注ぎレビューしていきましょう。
カラーは透明に近いペールイエロー
香りは、缶を開けた瞬間に立ち昇る強烈なピートスモークとわずかな柑橘。
口に含むと、最初に強く感じるのは、これまでのハイボール缶から感じたことがない強烈なスモーキフレーバー。程よいガス圧が鼻腔に速やかにスモーキーな香りを運んでゆく。
そして続くのは、ビターチョコのようなほろ苦さと、炭が混ざり合うような味わい、そしてそこに潜む若干のヨードがボディに飲みごたえを与えている。
連想するのはアードベッグ・カリラのスモーキーフレーバーとアーシーなピート臭。
そしてわずかに感じるバニラ用の香り立ちが甘味を引き立て、スモーキーな割に飲みやすいと感じさせてくれる。
ボディーはライトだが、通常のハイボール缶と比べると驚くほどに主張の強い味わい。
個性的で主役級のハイボール。
筆者の個人的な感想にはなるが、公式テイスティングコメントの食事との相性が良いとは感じず、単独もしくはナッツなどの軽いおつまみと合わせて楽しみたいと感じた味わいでした。
フィニッシュでは、もちろん引き続きピートスモークが主体だが、キレを感じるすっきりとした味わいと最後に口に残る甘やかな味わいにも好印象。
比較「自作 or ハイボール缶の違いは?」
自分で作るビッグピートハイボールと、ハイボール缶の味の違いを比較してみましょう。
アルコール度数は同じく焼く7度になるように、およそ6倍の炭酸水で割りました。
飲み比べて感じるのは、驚くほどの両者の味わいの違い。
自作ハイボールの方がボディが厚く、豊富なフレーバーで複雑さを感じる。
ハイボール缶よりも強い甘みに絡み合う複雑なスモーキーフレーバー・麦芽の香ばしさ・芯の通ったアイラモルトらしい味わい。これには好感を持ちます。
その反面、ハイボール缶には自作ハイボールよりもキレのある爽やかさと爽快感を感じました。
飲みやすさでいえば、断然ハイボール缶に軍配が上がると思います。
しかし、アイラモルトを好む筆者は、ビッグピート由来の個性が強く感じられ、飲み応えがあるボトルから自作するハイボールに好感を持ちました。
ビッグピートハイボール缶の原価と比較
アルコール度数7度に合わせて、ビッグピートのボトルから自作ハイボールを作ると、1杯あたり約420円。
ボトルを購入した方がローソン限定のスーパースモーキーハイボール缶(438円)よりも、ほんの少しだけ安く楽しめます。
しかも自作なら、スモーキーさやコクがより濃厚に感じられ、缶にはない本格的な味わいに。
ビッグピートはストレートやロックでも非常に美味しいウイスキーなので、ボトルを購入すれば多彩な飲み方が楽しめる点も魅力。
ちなみに筆者は、アイラモルトのハイボールでいうならば、アルコール度数を少し高めの10度前後で作るのが好み。
ピートを伴うパワフルでスモーキーな味わいが前面に…。
気分や食事に合わせて調整できるのも、自作ハイボールならではの醍醐味です。
ビッグピート スーパースモーキーハイボールはどこで売ってる?
スーパースモーキーハイボール缶の魅力を語るうえで欠かせないのが、そのスペックや価格設定です。
「どこで売ってるのか」と合わせて、まずはアルコール度数や容量、そして定価といった基本情報を整理しておきましょう。
定価と基本スペック(度数・容量など)
- 容量:350ml
- アルコール度数:7度
- 定価:438円(税込)
- 発売日:2025年8月12日
山崎ハイボール缶や白州ハイボール缶と比較すると抑えめの定価設定、ピーティーな味わいは飲みごたえも十分。
原酒構成がプレミアムな内容にしてはお手頃といえます。
ビッグピートハイボール缶どこで売ってる?
スーパースモーキーハイボール缶は数量限定での発売となり、販売されているのはローソンのみ。
- 全国のローソン
- ナチュラルローソン
店頭在庫は店舗ごとに異なるため、近隣で見つからない場合は店舗に問い合わせるか、別のローソンをチェックするしかありません。
ちなみに筆者は、ローソンを2件をはしごして見つけることができました。
同時に発売されたジンクスも販売されていました。
棚の隣には珍しく、筆者お気に入りのソラチビールも!

スーパースモーキーハイボール缶 売ってない時は?
ビッグピートのスーパースモーキーハイボール缶はローソン限定&数量限定のため、「飲みたかったのに売っていない!」というケースも時を追うごとに多くなります。
そんな時に試してほしい代替手段を2つご紹介。
代替品として「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」
富山県のクラフト蒸留所が手掛ける「三郎丸蒸留所スモーキーハイボール」は、国産ながら本格的なスモーク感が楽しめる1本。
爽快な炭酸とほのかな甘みが特徴で、食中酒としても優秀。
ビッグピート缶が入手できない時にはこちらを選ぶのもおすすめです。
👉 詳細レビューは三郎丸蒸留所スモーキーハイボールのレビュー記事↗をご覧ください
ビッグピートから自作する
もう一つの選択肢は、ビッグピートのボトルを購入して自分でハイボールを作る方法。
加水と炭酸を加えることで、缶以上にスモーキーさとボディ感を味わえます。
コスト面でも缶とほぼ同等で、自分好みの濃さに調整できるのが大きな魅力です。
👉 ビッグピート本体の詳細はビッグピート解説&レビュー記事↗にまとめています。
ビッグピート ハイボール缶「スーパースモーキーハイボール」の味をレビュー まとめ
インディペンデントボトラーズのダグラスレインが生産するビッグピートのハイボール缶
「スーパースモーキーハイボール」
缶でありながら本格的なスモーキーさを味わえる希少なウイスキー。
味わいは強烈でクセが強く、好みは分かれるものの、アイラモルト好きには間違いなく刺さる一本でした。
しかし数量限定販売のため、すでに在庫切れの店舗も多く「どこにも売ってない」という状況も珍しくありません。
そんな時は、ビッグピートのボトルを購入して自作ハイボールを作るというのも選択肢の一つ。
ピートに由来する炭を纏ったようなスモーキーで心地よい香り立ちが、自作ハイボールの方が強く、筆者を含めアイラモルトを好むウイスキー愛好家にはビッグピートのボトルのゲットをおすすめします。
ビッグピートのボトルで作るハイボールは、炭酸の強さとアルコール度数を自分好みにアレンジでき、缶にはない自由度と満足感があります。
さらに原価を計算してみても缶とほぼ同等のコスパ。
むしろボトルがあればストレートやロックでも楽しめるため、結果的によりお得だといえるでしょう。

ビッグピート ハイボール缶を飲んで1つだけ残念に感じたのが、アルコール度数。
パワフルな味わいではあるのですが、スモーキーなハイボールは少し濃いめを好む筆者は、せめてあと1~2度アルコールが強ければ…とも感じました。
評価:コスパ良好
長濱蒸溜所が手がけるクラフト系ハイボール缶「アマハガン ウイスキーハイボール缶」
力強いモルトのコクとほどよいスモーク感、フルーティーな香りが楽しめる新世代の一本
広島・桜尾蒸留所の「戸河内ハイボール缶」
国産原酒100%使用で、モルト原酒もグレーン原酒も同蒸溜所のものを使用。
バランスの良い風味でフルーティーな甘さやハーブの香りが特徴的
バーボンウイスキー ワイルドターキーを使用し、糖類・香料無添加の本格派「ワイルドターキーハイボール缶」
強炭酸で仕上げ、バーボン特有のしっかりした味わいやバニラのような香りがストレートに楽しめます。
8%の高めのアルコール度数で、バーボン初心者から愛好家まで満足できる一本。
詳しくレビューし、8年と比較しました↓

ブラックニッカ ハイボール香る夜は、夜のリラックスタイム向けに作られた特別仕様。
甘やかさとやさしい香りがしっかり感じられる一缶。
北海道限定ですがお取り寄せ可能。※終売してしまいましたお早めに
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
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