今や国民的晩酌の定番となった『ハイボール』
ハイボールをより美味しく楽しむためには いくつかの要素が必要です。
当記事では1.の「ハイボールに合うウイスキー」をコスパで厳選しランキング。
合わせて4.のハイボールの美味しい作り方について詳しく解説。
角ハイボールから その先へ…
さらなる探求のお手伝いをさせて頂きます。
※値上がりや終売・モデルチェンジ等も注視、筆者が更なるコスパの良いウイスキーと出会う度にランキングを更新していきます。
- ハイボールに合うウイスキーはコスパが大切
- 2024年最新ハイボールに合うウイスキーコスパでランキング
- ハイボール コスパランキング 1位 安くて旨いハイボールに『バスカー アイリッシュウイスキー』
- ハイボール コスパランキング 2位 華やかに香る『アラン バレルリザーブ』
- ハイボール コスパランキング 3位 安定の旨さ『デュワーズ12年』
- ハイボール コスパランキング 4位 イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル
- ハイボール コスパランキング 5位 果実を感じるハイボールに「ブレンデッドM」
- ハイボール コスパランキング 6位 パワフルなハーボールに「カティサーク プロヒビション」
- ハイボール コスパランキング 7位 フローラルに香る「バランタイン10年」
- ハイボール コスパランキング 8位 グレングラント アルボラリス
- ハイボール コスパランキング 9位 「アイリーク」ハイボールに個性が光る
- ハイボール コスパランキング 10位 モンキーショルダー&スモーキーモンキー
- 番外編 スモーキーに香る「ディーコン」
- 高コスパのウイスキーでハイボール「美味しい作り方」
- ハイボールに合うウイスキーコスパでランキング&ハイボールの美味しい作り方 まとめ
ハイボールに合うウイスキーはコスパが大切
ウイスキーは味わいだけでなく 価格帯で見ても かなりの種類が存在します。
では「ハイボールに合うウイスキー」とはいったい…
高価なウイスキーになればなるほど 美味しくなるのでしょうか?
筆者はそうは感じてはいません。
高価で熟成が長いウイスキーともなればその香りは繊細で味わいも複雑。一概は言えませんが、ソーダと合わせる事でバランスが損なわれ、おおよその場合ストレートで頂いた時のような 奥深さを感じることができず、 満足感を得ることができません。
特に 支払った対価、コスパ と考えるならば尚の事…。
筆者が考えるハイボールに合うウイスキーをタイプ別に選出しました↓
次の項はで、上記で選び出した中でも さらにコスパが良いと感じられる ハイボールに合うウイスキーを「2024年最新!コスパでランキング」していきます
2024年最新ハイボールに合うウイスキーコスパでランキング
それでは実際に自宅でハイボール飲む際、1度は試して欲しいウイスキーをコスパでランキング。
デイリーユースをテーマに極力リーズナブルに入手できるものから選出。
ウイスキー愛好家へも気の利いたプレゼントとなりおすすめです。
ハイボール コスパランキング 1位 安くて旨いハイボールに『バスカー アイリッシュウイスキー』
銘柄 | バスカー アイリッシュウイスキー |
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種別 | アイリッシュウイスキー |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
定価 | 約2,200円 |
ハイボールの特徴 | 軽やかでフルーティー万人受けの飲みやすさ |
安いウイスキーでハイボールにおすすめは?
と筆者が尋ねられた場合、真っ先に思いつくのがこのバスカーと前述したデュワーズ。
バスカーは、シェリーと同じく酒精強化ワインであるマルサラワイン樽からの恩恵豊かなアイリッシュウイスキー。
爽やかで飲みやすく、フルーティーな味わい。
青リンゴ・南国系フルーツ・麦芽と麦…飲みやすくも表情豊かなハイボールに。
コスパ最強クラスのハイボーに合うウイスキー。
ハイボール コスパランキング 2位 華やかに香る『アラン バレルリザーブ』
銘柄 | アラン バレルリザーヴ |
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種別 | スコッチシングルモルトウイスキー |
アルコール度数 | 43度 |
容量 | 700ml |
定価 | 4,600円 |
ハイボールの特徴 | 特有の香り立ちが唯一無二でフルーティー。飲み応えのある味わい |
スコットランド アラン島にあるロックランザ蒸留所で生産されるアランモルトウイスキー。
特徴ある華やかな香り立ちとバニラやハチミツを想わせる甘み、そこに潜む心地よい酸味。
バランスの良い味わいのシングルモルトウイスキー。
アラン バレルリザーブはラインナップ中最も安いウイスキーでありながら、ハイボールに合う軽やかな味わいで高い人気。品薄状態が続いています。
食中酒のハイボールというより、主役になり得るコクや深みを楽しむのがオススメ。
「ハイボールに合う旨いウイスキーを選びたい」筆者はそんな方にはこれをすすめています。
味わいをレビューし、詳しく解説しました↓
ハイボール コスパランキング 3位 安定の旨さ『デュワーズ12年』
銘柄 | デュワーズ12年 |
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種別 | スコッチブレンデッドウイスキー |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
定価 | 2,971円(Amazon最安値) |
ハイボールの特徴 | 飲みやすいオールラウンダー、王道を行く味わい |
ハイボールの起源ともいわれているスコッチブレンデッドウイスキー「デュワーズ」
キーモルトには評判の高いアバフェルディやロイヤルブラックラなど芳醇な味わいのシングルモルトを選定。
フルーティで飲みやすく、ハチミツを想わせるような味わいはハイボールとも高相性。
デュワーズ12年が持つ、飲みやすく軽やかながらも柔らかに主張する味わいはまさにハイボールの王道を行くオールラウンダー。
食事との相性も抜群のハーボールに。
キレがあるホワイトラベルも旨いが、ボディの厚さで選ぶならデュワーズ12年のハイボールがおすすめです。
ハイボール コスパランキング 4位 イチローズ モルト&グレーン ホワイトラベル
銘柄 | イチローズモルト モルト&グレーン ホワイトラベル |
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種別 | 国産ウイスキー(ワールド・ブレンデッド・ウイスキー) |
アルコール度数 | 46度 |
容量 | 700ml |
定価 | 3,850円 |
ハイボールの特徴 | 和を感じる…仄かな香木の香り立ち |
国内外から大変注目度の高いジャパニーズウイスキー「イチローズモルト」
イチローズモルト モルト&グレーン ホワイトラベルは、ワールド・ブレンデッド・ウイスキーというカテゴライズ。
秩父蒸溜所のウイスキー原酒に海外原酒も含まれています。
国産ウイスキー特有のほのかな白檀を想わせる味わい…
ハイボールで爽やかに香る和の安らぎに心地よく包まれます。
流通量は決して多くは有りませんが、Amazonなどでも定価での購入が近年できるようになってきました。
知名度が高いウイスキーなだけに、プレゼントとして用意しても価格以上に喜ばれます
イチローズモルト ホワイトラベルの味わいをレビューしました↓
ハイボール コスパランキング 5位 果実を感じるハイボールに「ブレンデッドM」
銘柄 | ガイアフローウイスキー ブレンデッドM |
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種別 | 国産ウイスキー(ワールド・ブレンデッド・ウイスキー) |
アルコール度数 | 48度 |
容量 | 500ml |
定価 | 3,498円 |
ハイボールの特徴 | バナナを想わせる滑らかな味わいのハイボールに |
オレンジのラベルが印象的なガイアフロー静岡蒸留所が生産する「ブレンデッドM」
海外産の原酒と組み合わせる事でリーズナブルな定価設定を実現しています。
心地よく印象深い甘さ…
ハイボールにしても確かに感じるバナナを想わせるフルーティーな味わいが特徴的で飲みやすいウイスキー。
ガイアフロー静岡蒸溜所原酒のポテンシャルの高さが伺える味わい
以前は容量700mlで発売されていましたが、現在は500mlへ変更。多少の値上げは有りましたが、まだまだコスパが良いと感じています。
人気が高く、安定流通していませんが、定価での販売を見かけたらおすすめです。
「ブレンデッドM」の味わいや定価をコスパで評価しました↓
ハイボール コスパランキング 6位 パワフルなハーボールに「カティサーク プロヒビション」
銘柄 | カティサーク プロヒビション |
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種別 | ブレンデッドスコッチウイスキー |
アルコール度数 | 50度 |
容量 | 700ml |
定価 | 2,288円 |
ハイボールの特徴 | パワフルでスパイシーなハイボールに |
「カティサーク プロヒビション」の特徴はアルコール度数が高く50度でパワフル。
味わいもかなり個性的でスパイシー。
高いアルコール度数の割に約2千円程度で購入できる安い価格も魅力の一つ。
しっかりとした主張あるハイボールになり個性的で飲みごたえ有り。
スコッチブレンデッドの枠にとらわれない味わいが面白い一本。
ハイボール コスパランキング 7位 フローラルに香る「バランタイン10年」
銘柄 | バランタイン10年 |
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種別 | ブレンデッドスコッチウイスキー |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
定価 | 2,990円 |
ハイボールの特徴 | 軽やかで飲みやすくフローラルな香り |
日本でも人気・知名度共に高い「バランタイン」
軽く飲みやすいながらもフローラルな香りで万人受けするスコッチブレンデッドウイスキー。
同銘柄で更に安いファイネストも良いですが…バランタイン10年のバランスの良さ、ハイボールとの相性の素晴らしさには舌を巻きます。
角ハイボールを卒業しウイスキー愛好家へ足を踏み入れた方にはぜひ試してほしい一本。
バランタイン10年が登場する前は12年がラインナップ、味わいなど詳しくは↓
ハイボール コスパランキング 8位 グレングラント アルボラリス
銘柄 | グレングラント アルボラリス |
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種別 | シングルモルトウイスキー |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
定価 | 2,699円(Amazon最安値) |
ハイボールの特徴 | フルーティーでフレッシュなハイボールは飲み飽きない味わい |
「グレングラント アルボラリス」はシングルモルトウイスキーの有名銘柄グレングラントのエントリーモデル的立ち位置。
低価格帯で販売されているだけに、使用されているウイスキー原酒の若さは感じますが、軽やかで華やかな味わい。
フルーティーでフレッシュなハチミツや柑橘の爽やかさが口の中ではじけます。フローラルとも感じ取れるボディはハイボールとの相性抜群。
キレと香り立ちの調和が取れた味わいに、シングルモルトならではの力強いフレーバーを感じるハイボール。
ハイボール コスパランキング 9位 「アイリーク」ハイボールに個性が光る
銘柄 | アイリーク |
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種別 | シングルモルトウイスキー(アイラ) |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
定価 | 3,298円(Amazon最安値) |
ハイボールの特徴 | スモーキーで個性的だが、バランスが良い |
蒸留所が明かされていない覆面モルト「アイリーク」
アイリークとはアイラ島民の意味。
ウイスキー原酒について明かされているのは、アイラ島産のシングルモルトウイスキーであるという事のみ。
筆者の飲んだ感想は中身に使用されている原酒は恐らくラガブーリンではないかと…。
海を想わせる香りとピートが織りなす味わいを比較的安い価格で楽しめるのが最大の特徴。
この価格帯でスモーキーな味わいのシングルモルトウイスキーは貴重な存在。
中身が明かされていない謎めいた部分もウイスキー愛好家にとって魅力の1つ。
個性的ではあるが、バランスの良い味わいは、スモーキーハイボールでもストレートでもおすすめの逸品。
アイリークはコスパに秀でたアイラモルトウイスキー。
ウイスキー愛好家へのプレゼントにもオススメ。
ハイボール コスパランキング 10位 モンキーショルダー&スモーキーモンキー
銘柄 | モンキーショルダー | スモーキーモンキー |
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種別 | ブレンデッドモルトウイスキー |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
定価 | 4,488円 | 4,950円 |
ハイボールの特徴 | 「麦芽と蜜」クセになる絶妙なバランス |
モンキーショルダーを生産するのはグレンフィディックで有名なウィリアムグラント&サンズ社。
自社が抱える3つの蒸溜所のモルトウイスキーをバッティングして生産。
麦芽とハチミツを想わせるクリーミーな味わいが、モルトウイスキーらしく主張。
ハーボールで感じられる華やかな香りは、ワンランク上の味わい。
ハイボールに存在感をもたらしてくれます。
スモーキーモンキーはピーテッド原酒を使用。
個性的ながらも飲みやすく、これからスモーキーなウイスキーに挑戦したい方にもオススメの一本
番外編 スモーキーに香る「ディーコン」
派手ないでたちで2024年に国内正規品として流通し始めたスコッチブレンデッドウイスキー「ザ・ディーコン」
アイラモルトを初めとする スモーキーなウイスキー をキーモルトとすることで飲み応えのある複雑な味わいへ…
ハイボールだけでなくストレートでも味わえるコスパに優れたウイスキー
『ハイボールに合うウイスキー』コスパでランキングからお好みのウイスキーは見つかりましたか?
さらにウイスキーの銘柄を深掘りしたい方は合わせてチェック↓
コスパを考え選出した自分好みのウイスキー、味わいを最大限に生かすには作り方も重要となってきます。
次の項ではハイボールの美味しい作り方を学んで行きましょう。
高コスパのウイスキーでハイボール「美味しい作り方」
ウイスキーの銘柄選びが終わったら、次に大切なのはハイボールの作り方。
- ひと手間かける
- 炭酸を冷やす
- 手順を守る
この3つを遂行するだけ。
ハイボールは、作り方次第で格段に美味しく生まれ変わります。
まずは、ウイスキー選び
個性的でスモーキーな味わいの物やフルーティーで甘く飲みやす物まで銘柄は多岐にわたります。
好み方やロケーションに合わせて好みの銘柄を選びましょう
1.グラスを冷やす
ハイボールを頂く少し前にグラスを冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
グラスは飲み口が薄く味わいがハッキリ伝わるものや、カットが入った美しく高級なものなど様々…
視覚的だけでなく、味わいにも大きく影響します
2.氷を先に入れる
ウイスキーよりも先にまず氷をグラス一杯に入れます。
出来る事ならば、少し大きめの氷で作りましょう。
氷の溶解率・炭酸水のガス圧の抜けが改善します。
氷の質にこだわるなら透明のキューブアイスと丸氷の2種類を作る事が出来る製氷機がおすすめ。
空気や不純物の混入が少ない氷は溶けにくく、ハイボールの味を格上げしてくれます。
3.ウイスキー投入
ウイスキーを注ぎ入れて氷としっかり混ぜ合わせ冷やします。
バーでよく見かけるバースプーンがあると便利です。
ウイスキーを冷蔵庫に入れ、冷やしておくというのも一つの方法。
4.炭酸水(ソーダ水)を注ぐ
氷とグラスの隙間から静かに炭酸水を注ぎ入れて満たし、1回だけ軽く混ぜ合わせる。
ウイスキーと炭酸の比率は好みによる所ですが…
ウイスキーの味わいが生きる目安として1:3~4くらいがオススメです。
※炭酸水は必ずしっかり冷やして置きましよう。
冷えていない炭酸は開封時にガス圧が抜けやすくなります。
ハイボールに注ぎ入れた時にも氷との温度差で同様にガス圧が下がります。
炭酸水にもウイスキー同様に様々な種類があり、ハイボールの味わいに大きな変化をもたらします。
この単純な作業工程を守るだけでワンランク上のハイボールを頂くことが可能になります。
ハイボールに合うウイスキーコスパでランキング&ハイボールの美味しい作り方 まとめ
- ハイボールに合うウイスキーはコスパで選ぶ
- 高いウイスキー程ハイボールが旨いとは限らない
- ウイスキー選択と同じくらい作り方も大切
- 迷ったらランキングトップ5がおすすめ
筆者が思う「ハイボールに合うウイスキー」をコスパでランキングしてきました。
お好みのものは見つかりましたか?
今回、ランキングのテーマにしたのは、ブラックニッカや角ハイボールを卒業した方に試して欲しい、あくまでもコスバ重視で選出したウイスキー。
ハイボールに合うウイスキーを味わいの種類で選びたい方はこちらの記事も合わせてチェックして下さい↓
ハイボールに使用するウイスキー・炭酸水・ハイボール用グラスの選出が終わったら…
最後に大切なのが美味しいハイボールの作り方。
前項で述べた3つのポイントを守るだけで ハイボールの味わいは劇的に変化します。
ハイボールに合うウイスキーをコスバで選び…
作り方に少しだけ手間をかける
筆者のウイスキーライフはこれを行う事でより高い満足度に満たされました。
お気に入りと呼べるウイスキーと出逢う…
まずはここから…。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
バーボンウイスキーでハイボールも高コスパでオススメ↓
ハイボールの次は、スモーキーなウイスキー↓
※ハイボールに合うウイスキーコスパランキング、新たなウイスキーと出会う度に更新していきます。