蒸留所・・・ダウンタウン蒸留所
地域・・・アーリータイムズ・ステーション
熟成・・・ノンエイジ
アルコール度数・・・40%
アーリータイムズ
数あるバーボンウイスキーの中でも、テレビCMや親しみやすい価格からバーボンウイスキーファンだけでなく、日本でも多くの人々から長年愛され続けているウイスキー。
バーボンウイスキーの代名詞といっても過言ではない銘柄の一つではないでしょうか。
アーリータイムズは1860年ケンタッキー州のバーボン郡、アーリータイムズ村で生まれました。
その後1923年にアメリカでは禁酒法が制定されますが、アーリータイムズは医師が処方する薬用ウイスキーとして認められ、例外的に広く飲まれていました。
その年、そこに目をつけたブラウンフォーマン社によって買収され、それ以降はルイヴィルにある蒸留所にて生産される事となります。
この蒸留所ではその他にオールドフォレスターが生産されている事でも有名。
熟成樽は、ブラウンフォーマン社による自社生産。
日本で販売されているアーリータイムズは表記の通りバーボンウイスキーとして瓶詰めされていますが、アメリカ国内に流通している物は、ケンタッキーウイスキーとして瓶詰め。
それは、新樽熟成した原酒のみでなく、再利用した樽で熟成した原酒も含めボトリングしているため。
アーリータイムズ ブラウンラベル
日本市場向けに「まろやかで深みのある味わいのアーリータイムズを」との事で生産されたバーボンウイスキー。
アーリータイムズ イエローラベルとの違い
- イエローラベルがとうもろこし原料が79%に対し、ブラウンラベルは71%
- チャコールフィルターを2重にかけ滑らかな味わいへ仕上げる
アーリータイムズ ブラウンラベル「テイスティング・レビュー」
カラーは赤みがかった琥珀色。
香りは、熟したフルーツのような甘い香り。
口に含むと、少々スパイシー。
ボディはミディアムくらいで、バニラ系の香りが中盤から印象的に現れててくる。
フィニッシュでは樽香が渋みと共にあがるが、まろやかでふくよかな甘みも共に続く。
加水するとスムースで飲みやすくはなるが、あまり味の広がりは感じられない。
ロックやハイボールにすると甘みも感じ同時に華やかな印象も受け、さわやかで飲みやすくロケーションを問わず気軽に飲める一杯に
コストパフォーマンス&まとめ
アーリータイムズブラウンラベルが登場したのは1996年。
以降約20年間に渡り日本市場限定として多くの人々に愛飲されているのが良く分かるという印象を持ちました。
数あるバーボンウイスキーの中で「群を抜いて素晴らしい味わい」とまでは感じませんでしたが、その価格を考えるとコストパフォーマンスはかなり良いのではないでしょうか。
日々の晩酌で気軽に頂ける常備酒として我が家のラインアップに追加となること決定です。
コスパ優良
アーリータイムズをベースに「青リンゴ」を主体とし、微かなシナモンを感じさせる。
ユニークなブレーバー付けをした「アーリータイムズ ブラインド アーチャー」
ハイボールやロックで手軽に楽しめます。
アーリータイムズ蒸留所の連邦の許可証No.354に由来した「アーリータイムズ 354」
ピュアな水、厳選された穀物とイーストを使用し、慎重に蒸留、厳選したオーク樽で4年間熟成させたバーボンウイスキー
アーリータイムズにミントと甘味を加えたリキュール「アーリータイムズ ミントジュレップ」
クラッシュドアイスに注ぐだけでなく、ハイボールやロックなどにも。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを