アードベッグ 10年『強烈スモーキーなアイラウイスキー』ARDBEG TEN

アードベッグ10年

 

蒸留所・・・アードベッグ蒸留所

地域・・・アイラ島南岸

熟成年数・・・10年

ノンチルフィルター

アルコール度数・・・46 %

アードベッグ蒸留所

「一番スモーキーなシングルモルトウイスキーは?」

この問に「アードベッグ」と答える方も多いのではないでしょうか。

スコッチシングルモルトウイスキーの中でもとにかく個性的でヤミツキになるその味わい、アードベッグデーに合わせ毎年リリースされている素晴らしい限定品の数々、ファンが多いのも頷けます。

アードベッグデーについては以前コチラで触れました。

【アードベッグ ダークコーヴ】アードベッグ・デー2016に登場!
より今年もアードベッグファンが待ちに待った「アードベッグ・デー」2016が近づいてきました。この時期に毎年、限定ボトルではありますが新しいウ...

しかし蒸留所は現在まで順風満帆だった訳では有りません。

アードベッグ蒸留所の歴史

1815年、アードベッグ蒸留所はジョン・マクドーガルによってアイラ島の南岸、大西洋の荒波が打ち寄せる小さな岬に建てられました。

アードベッグとは蒸留所が建つその場所からゲール語で、文字通り「小さな岬」や「小さな丘」を意味します。

創業後100年が過ぎ20世紀に入る頃には、数度のオーナーチェンジが行われ、1980年から89年までは完全に生産が止まってしまいます。

当時のオーナーアライドディスティラーズ社が、その後数年生産を再開させますがやはり操業停止に追い込まれてしまいます。

現在の安定した状態に落ち着くのは1997年、グレンモーレンジ社が買収してからの事。

アードベッグのロゴ

アードベッグ ロゴ

ボトルや箱によく描かれているこのロゴ。

アルファベットのAを囲む鎖は 蒸留所の東の教会跡に立っているケルト十字キルダルトンクロスの紋様がモチーフにされています。

その鎖が絡み合う永遠の象徴はアードベッグがずっと門戸を開いていられるように…との思いが込められています。

アードベッグは映画にも登場

アードベッグはキアヌ・リーブス主演の映画「コンスタンティン」で登場します。

悪魔祓いをする主人公が飲むになんだかベストチョイスに感じます。

肺がんなのにヘビースモーカーで、ウイスキーを飲むという描写なのですが、、、

アードベッグの個性の源

スコッチシングルモルトウイスキーの中でも特に個性的な味わいのアードベッグ。

その個性の源には幾つかの要因があります。

ピート

ピートを強く炊き込んだ麦芽を使用して原酒を仕込む蒸留所が多いアイラ島。

その中でもアードベッグは最強。

アイラ島蒸留所のピートレベルを表す指標として使われるフェノール値

・アードベッグ 約55ppm

・ラフロイグ 約50ppm

ラガブーリン 約40ppm

カリラ 35ppm

ボウモア 約20ppm

・ブナハーブン 約5ppm

・ブルイックラディ 約5ppm

発酵槽

オレゴン松製のウォッシュバックを使用し、それによりアードベッグ特有のロウのようなフレーバーとテクスチャーがえられます。

ポットスチル

ランタンベッド型の再留釜にピューリファイア(精留器)が設置されアードベッグに独特の個性を与えています。

仕込み水

ゲール語で暗く神秘的な場所という意味の湖ウーガダール湖の水を使用。

水がピートの地層を通ってくるため黒っぽい色をしています。

⇒現在入手可能な「アードベッグ」

アードベッグ TEN テイスティング・レビュー

アードベッグ テイスティング

カラーは輝くゴールド。

香りは、しっかりと強く上がるピートスモークそして奥に麦芽の甘い香り。

口に含むと、強烈なスモーキーな味わいにクリーミーさが融合してくる。

しっかりと刺激的で口中がピリッと感じられるが、ドライでどこか気品が有るような味わいもそれと同時に広がる。軽快な味わいだがフルフレーバー。

フィニッシュでもやはり「スモーキー」でまさに煙を感じ、余韻は長く複雑に続く。

加水しても十分に個性は発揮され、更に麦芽を感じる様な甘さも現れる。

ハイボールにするとアイラモルトらしいスモーキーな味わいは感じられるものの、複雑さは影をひそめスッキリとした印象。

ストレート~少量の加水で頂くのがおススメ。


コストパフォーマンス&まとめ

食事の後や、休日の晩酌のゆったりとした時間に満足度の高い一杯。

アードベッグは近年、ボトラーズからのリリースも減少してしまいました。

しかしこの10年物「TEN」を含め、素晴らしい定番商品のラインナップ。

そしてアードベッグデーに合わせて発売される限定品のクオリティーの高さ。

いただく度に多くのボトルがコスパが良いと感じさせられました。

かるく飲みたいという気分の時には少しもて余してしまう感がありますが、スモーキーなシングルモルトウイスキーを腰を据えて飲みたい時には最高の一杯となります。 

家飲みのアイラウイスキーとしてローテーションに加わる事は間違い有りません。

コスパ優良 


インディペンデントボトラー「ダグラスレイン」が詰めるダブルバレル。

アードベッグとのブレンデッドモルトウイスキーでコスパもかなり良いです。


ヨーロッパで最大の大渦潮の発生する海峡「コリーヴレッカン」

フレンチオークの新樽を原酒の一部に使用。

更に力強く、スパイシー


コチラはフェノール値100ppm以上と更にスモーキーな「アードベッグ スーパーノヴァ」

過去に数回リリースされましたが、現在ではかなり希少なウイスキーとなってしまいました。

スモーキーなだけでなく甘さも感じられ、味わい深い印象。

アイラモルトがお好きな方は合わせてコチラの記事もどうぞ

Pick up【スモーキーなウイスキー おすすめ銘柄15選】初心者からの脱却!ピートの香りを楽しもう

最後まで読んで頂きありがとうございました。

良いウイスキーLIFEを ウイスキーグラス

ブログランキング
ランキングに参加しています
にほんブログ村 酒ブログ 洋酒へ

シェアして下さると更新の励みになります

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

更新情報をお知らせします