テネシーウイスキーのメジャー蒸留所「ジャックダニエル」が2016年に生誕150周年を迎えます。
それを記念してアサヒビールから「ジャック ダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー」がリリースされます。
個性的な香り立ちが特徴のバーボンウイスキーの中においてもクリアで繊細なイメージが強いジャックダニエル蒸留所。
150周年という蒸留所の記念すべき年に詰められたこの限定ボトルはいったいどのようなウイスキーなのでしょうか。
ジャック ダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー
「ジャック ダニエル 蒸溜所」は1866年に連邦政府に登録されたアメリカで最も歴史のある蒸溜所です。
本年創業150周年を迎え、「ジャック ダニエル」ブランドでは、創業150周年を記念した様々な取り組みを展開しています。
『ジャック ダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー』は、創業150周年記念の集大成として、マスターディスティラーが中心となりすべての工程にこだわってつくり上げた商品です。
より豊かな香りを引き出すために、熟成樽はゆっくりと時間をかけてトースト(※1)を施し、チャー(※2)の時間を短く仕上げた特別の新樽を使用しています。
「ジャック ダニエル ブラック」と同じ原酒を同じようにチャコール・メローイングした後、50度に加水した上で樽詰めし、さらに日照時間が長く、寒暖の差が大きいことから出来のいい樽が最も多く輩出される“Coy Hill”にある「天使のねぐら」と呼ばれる貯蔵庫の最上階で熟成させています。
キャラメルやトフィーのような甘い香りと、上品で豊かなコクとスムースな味わいが特長です。
ボトルと専用ギフトボックスには、金色の「ジャック ダニエル」オリジナルロゴと「150」の数字がデザインされています。
※1)トーストとは、オークの新樽の内側を燃やして焼く(チャー)する前に、じっくりと熱を通すことで木材の中からバニラやキャラメルなどのフレーバーや甘みを引き出す「ジャックダニエル」蒸溜所の独自の工程です。
※2)チャーとは、オークの新樽の内側を燃やして焼く工程です。
特別な手間をかけて作られた樽、そして最も良質なウイスキーが出来上がる熟成庫。
樽熟成に最も重きを置いて生産されたジャック・ダニエル
濃厚な味わいというよりも繊細で香り高いテネシーウイスキーに仕上がっているのではないでしょうか。
ボトルの「JACK DANIEL’S」の文字もゴールドで記されており高級感があります。
化粧箱もリッチな作りになっていますので、バーボン愛好家の方へのお中元やお歳暮等の贈り物にも重宝しそうです。
ジャック ダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー詳細
発売日 11月15日
アルコール度数 50度
容量 1,000ml
12,000本限定
限定ボトルの予約が始まりました。
ジャクダニエル蒸留所150周年を記念したリリース
定番アイテムの「ジャックダニエル ブラック」と150周年のロゴが入ったロックグラスがセットになったメモリアルボックス。
価格的にもリーズナブルで早々に完売しそう…気になる方は早めの予約をおススメします。
150周年のロゴがしっかりと刻印されたジッポー。
長く愛用して150周年に相応しい味わいを…。
160周年記念のデザインが施されたメタルボックスに入れられた「ジャック ダニエル ブラック」
こちら現在から25年前、ジャックダニエル蒸留所が125周年記念でボトリングした限定品
デキャンタボトルの様な作り
『ジャック ダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー』まとめ
近年、バーボンウイスキーは終売の銘柄が相次ぎ、元気が無いように感じていましたが、先日の「ワイルドターキー マスターズキープ ディケイド」をはじめ、プレミアムレンジでのニューリリースが相次ぎ喜ばしい限りです。
今回の『ジャック ダニエル 蒸溜所創業150周年アニバーサリー』は豪華な仕様で、一見価格も高価に感じますが、その内容量が1,000mlであること、アルコール度数が通常のブラックが40度なのに対し、50度でボトリングされていることなどを考慮に入れるとお値打ち感すら感じます。
以前発売された「アーリータイムズ 150周年記念ボトル」もそうだったのですが、限定ボトルでアルコール度数の高い商品は味わいが深く満足度が高い印象を持っておりますので期待値も上がります。
これからお歳暮のシーズン。
記念ボトルでもあり、豪華なパッケージに包まれたこのジャックダニエルは贈り物にも重宝しそうです。
150周年を迎えるジャックダニエル蒸留所。
これからの動きに目がはなせません
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを