”新進気鋭”との印象が強いビールの生産者「ブリュードッグ」
スコットランド産ビールという事も有り、ウイスキー愛好家からも注目を浴びているブルワリー
ブランドの中でも最も人気が高い
「ブリュードッグ パンクipa」をレビュー。
味や販売先（取扱店）、おすすめのブリュードックの種類も記していきます。
「パンクIPA」ブリュードッグとは？
出典：ブリュードッグ公式
2007年、ブリュードッグはUK・スコットランドで、創業者であるジェームズ・ワットとマーティン・ディッキーの青年2人＋愛犬1匹でスタートしたクラフトビールメーカー。
ブリュードッグのキーワードは「PUNK（常識に逆らう）」
そのコンセプト通りに生産しているビールもバラエティーに富んでいて興味深い物ばかり…。
パンクIPA同様に「グレープフルーツIPA エルビスジュース」も話題になっています
ブリュードッグの思想は生産のみにとどまらず、世界一のサステナブルな企業になることを目指し、スコットランド エロンの醸造所はビール業界初のカーボンネガティブを達成した醸造所となりました。
企業努力のかいもあり、現在英国売上No.1のクラフトブルワリーの称号を得ています。
ブリュードッグのロゴ
ブリュードッグの印象的なロゴ。
これは前述した操業を共にした愛犬「シムコー」
缶の中央で意外と目立っています。
ブリュードッグ パンクipa
- 原材料：麦芽・ホップ
- アルコール度数：5.4度
- 内容量：330ml
- 原産国：スコットランド
- 価格：約450円
ブリュードッグ パンクIPAは、BREWDOG誕生のきっかけを作った最初の作品。
世界一を目指し、採算度外視で生まれたビール。
大量のホップを使用したIPAスタイル。
ホップの効いた苦みの強いビールで、他のラガービールとは一線を画す存在。
缶のデザイン性も高くスタイリッシュ。
青を基調とした手に取りたくなるデザインで、プレゼントや手土産にも最適なビール。
容量は通常のビールよりも少なめの330mlで、少し小ぶりな缶を採用。
公式サイトに定価は記されていませんでしたが、値段は送料なしで440円程度。
ブリュードッグ パンクIPAはどこで買える？
ブリュードッグの取扱店は限られています。
基本的にコンビニやスーパーなどでブリュードッグのビールが販売されている事は有りません。
しかし以前、成城石井 で見かけた事がありました。
パンクIPAを買える販売店は少ないですが、品薄なわけでは有りません。
ネット通販を使えば安定して購入できます。
パンクIPAは現在、瓶と缶が販売されていました。
パンクIPAの味は？テイスティング＆レビュー
ブリュードック パンクipaの評価は？
実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう。
カラーは少し曇りががかったペールオレンジ
香りは、華やかで爽やかなオレンジピールとホップそこにトロピカルフルーツ
通常のピルスナータイプのビールとは明らかに違った印象。
口に含むとまずキレよく爽やかな麦芽の旨味が訪れ、次第にホップの苦みが強さを増してIPAらしさを主張。
奥に甘夏を連想するフルーティーな甘みと、パッションフルーツのような香り高い南国系フルーツの華やかな香りが同居。
すべてのフレーバーがバランスよく配置され、まとまりを感じ飲み心地が良い。
フィニッシュでは、先程までのフルーティーな甘みと混ざり合い、それを凌駕するようにグレープフルーツ系の苦味を伴った旨みと麦芽の香ばしい香りが印象深く口中を支配する。
ブリュードック パンクipaがおすすめな人は？
- IPAが好きな人も、苦手な人も。
- 味わい深いビールが好きな人
- スコッチウイスキーを好む方へ
ブリュードッグ・パンクIPAは、IPAが好きな方はもちろん、苦手な方にも是非試しに飲んで欲しいと思えるビール。
その理由は、バランス。
IPA特有の苦みは感じるが、フルーツ系の華やかな香りや味とのバランスが秀逸で飲みやすさを感じます。
普段IPAが苦手な人も、印象が変わるのではないかと思う程に…。
その味わいは、深く繊細で飲み応えがあります。
余韻は長く、個性的なビールを飲んでいる満足感とそれでいて感じられる爽やかさが特徴的。
どこかスコッチ・シングルモルトに求める旨みと似ているものを感じます。
逆に、ビールにキレや飲みやすさを求めている方へあまりおすすめは出来ないように感じました。
『ブリュードッグ パンクIPA』味や違いは？評価・まとめ
BrewDog PUNK IPA
- 苦味の強いIPAスタイルのビール
- あまり冷やしすぎない方が旨い
- 値段は割高だがコスパは良い
- ブリュードックのラインナップは魅力的
ブリュードッグが生産する、まるで同社を象徴するかのようなビール「パンクIPA」
メディアで話題になる事も多く、クラフトビール好きな方のみならず注目度の高いビール。
スコットランド産という事も有り、深い味わいからもウイスキー愛好家の方からも高い人気。
筆者が感じた美味しい飲み方のコツは「温度」
ビールをキンキンに冷やしすぎるより、少し温度が高い時の方が苦味を主体としたIPA特有の旨味が上がりました。
価格は大手ビールメーカーのビールと比べると、多少割高には感じますが、味を考慮すると満足度は十分。
毎日飲みたいとは感じていませんが、定期的に飲みたくなるこの味わいは文字通りクセになる…。
ウイスキー愛好家の方には、是非一度飲んで欲しいビールの銘柄の一つ。
ブリュードッグおすすめの種類
パンクIPA以外にもブリュードッグでは、気になるビールを多数生産しています。
ウイスキー愛好家にも好まれそうなラインナップに注目です。
ブリュードッグ デッドポニークラブ セッションIPA
アメリカのホップを使用して作ったアメリカンペールエール
南国系のトロピカルビターホップがフレッシュで、アルコール度数も3.8度で軽やかで飲みやすい。
ブリュードッグ・クロックワーク・タンジェリン シトラスセッションIPA
タンジェリン（オレンジ）を使用して醸造したシトラスセッションIPA。
橘系フレーバーたっぷりで飲み応えのあるスコットランドビール
ブリュードッグ ヘイジージェーン
無濾過で濁りをそのまま残したニューイングランドIPA
抑えられた苦みでパイナップルやマンゴー等の華やかなアロマが特徴的
ブリュードッグ BREWDOG 飲み比べ＋グラスセット
ブリュードッグのビールを飲み比べできるセットもネット販売されています。
オリジナルグラスとのセットはクラフトビール ファンのみならず要チェックです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを 
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