バランタイン ブレンデッドモルト12年「意外性ある味わい」評価&レビュー・飲み方は? | ウイスキー 最高の銘柄を探して。。。
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バランタイン ブレンデッドモルト12年「意外性ある味わい」評価&レビュー・飲み方は?

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バランタイン ブレンデッドモルト12年

製造元・・・ジョージ・バランタイン&サン社

タイプ・・・ブレンデッドモルトウイスキー

熟成年数・・・12年

アルコール度数・・・40%

使用原酒…スキャパ・バルブレア・グレンカダム・グレンバーギ・ミルトンダフ・アードベッグ

 

バランタイン ブレンデッドモルト12年

世界的に見てもウイスキー販売数量ランキングで常に上位に入る銘柄「バランタイン」

華やかで飲みやすく、スコッチウイスキーへの最初の登竜門的存在。

日本ではサントリーが正規輸入代理店となり久しく、広い販路でウイスキー愛好家にだけでなく、ハイボール用としても老若男女問わず人気の高いウイスキー

バランタインの歴史や種類は依然こちらで触れました

【バランタイン 種類やおすすめの飲み方を解説】 ハイボールに人気のウイスキーは?まとめ
スコッチウイスキー3大ブランドの一つに数えられる「バランタイン」 サントリーが輸入代理店を務めている事もあり、日本国内でも知名度が高く多くの種類が流通しているウイスキーの銘柄。 最初に飲んだスコッチウイスキーがバランタインという方も多いので...

 

バランタインといえば、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを合わせて作る「ブレンデッドウイスキー」

本来の形はこれで間違いないのですが、代名詞的存在の12年にはもう一つの種類「ブレンデッドモルト」が存在します。

ブレンデッドモルトウイスキーとは、グレーンウイスキーは使用せずモルトウイスキーだけをバッティングしたもの。

国産ウイスキーでは 竹鶴越百 が有名ですね。

ブレンデッドウイスキーと比べると少々個性的で、華やかな味わいのものが多く、コスパの良いものが多く存在します。

ブレンデッドモルト12年で使用された原酒は?

  • スキャパ
  • バルブレア
  • グレンカダム
  • グレンバーギ
  • ミルトンダフ
  • アードベッグ

バランタインの正規代理店であるサントリーからの輸入は無く、流通しているのは並行輸入品のみ。

そのせいか情報も乏しく詳細はあまり明かされていません。

ブレンデッドモルト12年に使用されている原酒はどうやらバランタイン「魔法の7柱」と呼ばれているキーモルトが使用されているようです。

バランタインはモルトウイスキーとしての原酒の力にも着目し、限定品では有りますが定期的にバランタイン名義でそれぞれのキーモルトをシングルモルトとしてもボトリングしています。

ブレンドの妙ではなく原酒選びの妙を味わえるシリーズ

 

バランタインと言えば名を馳せた歴代のマスターブレンダー

彼らが選ぶ「魔法の7柱」と呼ばれる原酒にはモルトウイスキーとしても当然大きな力が秘められています。

バランタイン ブレンデッドモルト12年ではこの基礎となる部分に触れる事が出来るのかもしれません。

ピュアモルトからブレンデッドモルトへ変更

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今回購入したのは「バランタイン ブレンデッドモルト12年」

数年前に購入した時は表記が「ピュアモルト」であったことを記憶しています。

呼び名の違いだけでウイスキーとしてのカテゴリー(種類)は同一。

かつてはヴァテッドモルトと呼ぶ事が一般的だったこの種のウイスキーを、スコットランドで「ブレンデッドモルト」の呼び名に統一した事に起因しているのではないでしょうか。

変更後も味わいの印象としてはそれほど大きな違いは無いように感じましたが、前回がかなり昔なので定かでは有りません。

 

⇒ 現在入手可能な「バランタイン」

 

「バランタイン ブレンデッドモルト12年」テイスティング・レビュー

バランタイン ブレンデッドモルト12年の評価は?

実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう

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カラーは美しく輝く琥珀色。

香りはハチミツとシトラス。

口に含むと滑らかで、青リンゴと桃をミックスしたような爽やかなフルーツに蜂蜜の味わいを感じる

じきに柑橘系の酸味とスモーキーフレーバーがわずかに顔を出す。

飲み進めていくと中盤当たりに多少の辛みを伴うウッディさを感じる。

ボディはライトで軽やかだが、麦汁の様な甘みとフルーティーな酸味、穏やかながらも感じとれるスモーキーフレーバーが混然一体となり、モルトウイスキーらしい奥行きのある味わい。

フィニッシュでは、ゆったりとした淡い余韻の中に辛みも現れアクセントとなり綺麗にまとまっている。

バランタインらしい整ったバランスを感じる。

加水するとゆったりとした甘美な旨味がさらに増し、果実系のフレーバーが上品さを際立たせる。

ロックにしても口に含んだ瞬間の甘味が印象深く飲みやすい。

ハーボールにすると、ソーダ水との馴染みも良く爽やかで万人に好まれそうなバランスの良いハイボールに。

Ballantines Blended Malt 12年 オススメの飲み方は?

モルトウイスキーらしく、ストレートで嗜むに十分に値するウイスキー。

しかし、ロックやハイボールで飲んだ時のバランスの良さも秀逸。

飲み方に関しては氷やソーダなど副材料との馴染みがとてもよく万能と言えます。

数年前からバランタインが提唱しているバランタイントルネードのハイボールとも相性良く感じました。

ワイングラスにハイボールを作り、回転させながら弱炭酸に香りを乗せて楽しむ、おすすめです。

「バランタイン ブレンデッドモルト12年」コストパフォーマンス&評価まとめ

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Ballantine’s12 Blended malt scotch whisky

  • バランタインとして意外性のある味わい
  • 初心者にもウイスキー愛好家にも
  • 様々な飲み方で楽しめるウイスキー

スコッチブレンデッドウイスキーの有名銘柄「バランタイン」

数あるラインナップの中でも異質的存在の「バランタイン ブレンデッドモルト12年

採用されたボトルが丸瓶なのも味わいの観点からも見ても合ってるように感じます。

ライトで飲みやすく感じますが、初心者だけでなくウイスキー愛好家も楽しめそうな上品な甘み、わずかなスモーキーフレーバーがクセになる味わい。

飲み方も万能でロケーションに合わせて使い勝手の良いウイスキー。

バランタインである意味は?と言ってしまえばそれまでですが、モルトウイスキーとしての味わいのバランス、価格設定は秀逸で満足度は高いウイスキーだと感じました。

ウイスキーを嗜んでいると、意外性のある味わいとの出会いは喜びともいえます。

そういった意味合いでも存在意義を十分に感じられるウイスキーではないでしょうか

賛否両論分かれそうですが、コスパとしての評価はバランタイン12年と同等としておきたいと思います。

 

評価:コスパ優良 

 

 


 

人気が高いブレンデッドウイスキー「ウシュクベ」のブレンデッドモルトがこの15年。

シェリー樽で熟成された15~20年熟成のモルトウイスキー原酒で構成。

味わい深く、長い余韻がゆったりと続く

 

 


 

シーバスリーガル生産するブレンデッドモルトウイスキー

スペイサイドの5つの蒸留所の原酒をバッティング

  • ストラスアイラ
  • ロングモーン
  • トーモア
  • アルタベーン
  • ブレイヴァル

トップドレッシングと呼ばれるストライスアイラ・ロングモーンを贅沢に使用した逸品

シリアルナンバー入りで希少性もうかがえます。

 

 


 

バランタイン17年の限定リリース

ファーストフィルのバーボン樽での熟成

48度でボリュームのあるアルコール度数

飲み応えのあるバランタイン

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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バランタイン ブレンデッドモルト12年の次はブレンデッドモルトウイスキーとして人気の高い「モンキーショルダー」をチェック

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