アードベッグ アードコア Ardbeg Ardcore
スモーキーで個性的なウイスキーを多く輩出するアイラ島
アードベッグ蒸留所はその中でも最強クラスを誇るスモーキーフレーバーで人気を博しています。
今回のウイスキーは、年に一度アードベッグデーと呼ばれる日にリリースされる限定品
『アードベッグ アードコア Ardcore 』
毎年様々な趣向を凝らし、ウイスキー愛好家を楽しませてくれる 限定アードベッグ。
アードコアとは どのようなウイスキーなのでしょうか?
- 発売日
- 予約
- 定価
- 味わい
2022アードベッグデーの詳細と合わせ、現在分かってる事をまとめていきたいと思います。
翌年、2023年に発売されるのは「アードベッグ ヘビー・ヴェーパー」
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アードコアとは?Ardbeg Ardcore
スコッチウイスキーの聖地アイラ島で毎年開催される「アイラフェスティバル」
音楽とウイスキーに焦点を当てたお祭り。
アイラ島の各蒸留所が日替わりでオープンデーを開催しゲストを迎えます。
アードベッグのオープンデーをアードベッグデーとし、毎年限定のアードベッグをリリース。
2022年のアードベッグデーを記念して発売されるのが
「アードベッグ アードコア」
アードベッグデーや限定ウイスキーについて詳しく記載↓
2022年アイラフェスティバル開催
近年、新型コロナウイルスの流行により中止を余儀なくされてきたアイラフェスティバル。
2022年は3年ぶりの開催となります。
設けられたアードベッグデーは、6月4日
同時にオンラインイベントも開始予定で日本からも参加可能となっています。
「アードコア」名前の由来は?
アイラ島の港である「ポートエレン」が1970年代にパンクエレンという愛称で呼ばれていた事に基づくもの。
「ハードコア」のような響きから名づけられたようです。
アードコアに使用された麦芽
アードコアの特徴として上げられるのがブラックモルトを使用したという事。
ブラックモルトとは220度以上で4時間近く焙煎された麦芽。
ビールの種類であるスタウトやポーターに使用されています。
以前アードベッグは自社のスモーキーモルトを使用して「アードベッグ ザ・ショーティー・スモーキー・ポーター」というビールを限定生産したことが有ります。
定かでは有りませんが、これが今回のブラックモルトの選定に関係しているのでしょうか?
.@Ardbeg’s first-ever beer, ‘The Shortie’ smoky porter is finally available to buy!
Get your paws on a case: https://t.co/fwzAcnRcKk pic.twitter.com/670JBWruyj
— Brewgooder (@BrewGoodr) August 20, 2020
残念ながら現在、このビールの生産は終了しています。
アイラ島のウイスキー樽で約6か月間熟成させたビール↓
深く焙煎させた麦芽を使用したシングルモルトウイスキーには「グレンモーレンジィ シグネット 」が有ります。
こちらもアードコアと同じくビル・ラムズデン博士が手掛けたもの。
チョコレート麦芽を使用して詰められるグレンモーレンジの最高峰
アードコアの熟成年数は?
MHDが手掛ける日本国内流通のアードベッグ アードコアの熟成年数はノンエイジ。
例年通り、多年度の樽をバッティングしてのボトリング。
限定アードベック アードコアの味は?
色合い: 透明感のある淡いゴールド
香り: 発酵食品や酵母、焦がしたトースト、石炭、チコリコーヒーの出しがらなどをのスパイシーで芳醇なアロマ。渦巻くような焚火や糖蜜の香りの背後からアードベッグ独特のフェンネルなどのハーブ香が感じられる。
味わい:驚くほどスパイシーで燃えるようなアタックから、ココアパウダー、ダークチョコレート、ピーナッツブリトル、燻製したライムのリッチでパワフルなフレーバーへと広がっていく。煤や焚火の燃え殻のニュアンス。
余韻: リコリスやアニスの豊かな風味と大麦やビスケットの甘味が、糖蜜のトフィーの⾧い余韻へとつながっていく。
ビル・ラムスデン博士は、新しいアードベッグ・アードコアの味を「トゲのあるボールを噛んでいるような」味だと表現。
このコメントからも今回のアードベッグは、スモーキー&スパイシーでかなり強烈な味わいであることが推測されます。
ブラックモルト特有のロースト香、ダークチョコレートのような苦甘い余韻…。
アードベッグ原酒の個性的な味わいが更にポジティブに感じられそうです。
昨年リリースされたスコーチのオイリーで焦げた煤のようなあの味とも似て非なるものとなっているのではないでしょうか。
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アードコアの発売日・価格は?
アードコアは今年2種類発売されます。
左が日本国内流通品、右がコミッティー限定ボトル
- アードコア46度:5月25日
- アードコア コミッティーボトル:50.1度:5月16日
これまで日本国内では販売されなかったコミッティーボトルが通販でコミッティーストア限定で発売。
MHDが取り扱うものとは発売日が違うので注意が必要です。
価格は国内正規品が15,000円
コミッティーボトルはまだ定価の詳細が明かされていませんでした。
コミッティーリリースも価格は同様に税込みで16,500円。
さすがにプレ値ですが販売もされていました
例年、アードベッグデー限定ボトルは少量ではありますが専門店やネット通販でも購入することが可能。
記事執筆時点では 予約は始まっていませんでした。
下記ショップリンクから予約や販売が始まれば表示可能。
「アードベッグ アードコア」発売日や定価・詳細は?まとめ
2022年のアードベッグデーは3年ぶりにゲストを直接迎えてのお祭りとなる記念すべき日。
そこで限定リリースされるのは「アードベッグ アードコア」
リリース情報が解禁になったばかりで定価や発売日以外の詳細はまだまだ謎に包まれた部分も多く注目が集まります。
2022アードベッグデーに向けコミッティーから情報が発信される度に追記していきます。
アードベッグ初の試みであるブラックモルトの使用…
深い焙煎香とスモーキーフレーバーの融合…。
否が応でも期待が高まります。
アードベッグデーにリリースされる限定ボトルは、これまでもクオリティーが高いものが多くウイスキー愛好家が楽しみにしている通年行事の1つ。
アードコアが魅せるであろうハードでパンクな味わいに期待を寄せて…。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
スモーキーなウイスキーはアードベッグ以外にも…