ここ数年加熱を見せるクラフトビール人気。
その中心にあると言っても過言ではない、ヤッホーブルーイングのよなよなエール醸造所。
ヤッホーブルーイングではサントリーやアサヒビールなどの大手ビールメーカーとはひと味違う個性的なビールを多数生産しています。
「インドの青鬼」はラインナップの中でもかなり個性的なIPA(インディア・ペールエール)スタイル。
ヤッホーブルーイングのビールはネーミングも特徴的で「水曜日のネコ」など面白いものが多数存在します。
今回は日本でもブームのIPA「インドの青鬼」について調べ、レビューしていきます。
「インドの青鬼」IPA(アイ・ピー・エー)とは
インドの青鬼のビールのスタイルでもあるIPAとはインディア・ペールエールの略称で、上面発行で作られるビール、ペールエールの一つ。
イギリスがインドを植民地にしていた時代、イギリス本国から植民地インドまでビールを運ぶには、赤道を二度通過する上、過酷な気候の下での半年近くにもおよぶ航海が必要
それによってビールはインドにたどり着くまでに腐敗する事も有ったようです。
ビールの劣化を防ぐためビールの苦味成分の元であり、殺菌効果もあるホップを大量に使用する事で長期保存を可能にし、その分それに負けない麦芽のフレーバーや、やや高いアルコール度数で製品化したもの。
インドの青鬼(よなよなエール醸造所)
ヤッホーブルーイングの中でも一番”苦い”IPAスタイルのビール「インドの青鬼」
アルコール度数はIPAらしく、ビールとしては強めの7度。
青を基調としたパッケージもクラフトビールらしい特徴的なデザインで、浮世絵を思わせるような雲と青鬼が描かれています。
専用グラスで楽しむ!
インドの青鬼は専用のグラスも作っています。
月と雲が描かれているデザインで雰囲気のあるグラス。
飲み口の部分が薄く作られ、苦みをしっかりと感じる事が出来る作り。
ディスプレイしたくなるデザインのグラスです。
インドの青鬼『素材の特徴』
インドの青鬼で使用されるホップは一般的なビールの4倍の量、麦芽にいたっては2倍の量を使用する事で、コクのある苦みを出しています。
モルト(麦芽)はイギリス産の物をはじめ、ヨーロッパ各地から輸入したものを中心に使用しエールビールの本場イギリスと同様に硬水で麦芽100%で仕込まれます。
ホップは、アメリカ・イギリス・ドイツ・ニュージーランドなどから輸入された厳選素材を使用
一般的なビールよりも控えめな炭酸
インドの青鬼ではアロマの特徴を引き出すために、一般的なビールよりも炭酸が少なめに作られています。
口に含んだ時の苦みや甘み、アルコール感などをより楽しめるビールに。
インドの青鬼 テイスティング・レビュー
インドの青鬼の評価は?
実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう。
香りは少々柑橘系の酸味を伴うフルーティーな香りで、グラスに注ぐと泡立ちも良い。
口に含むとまずは、柑橘系の甘い味わいと爽やかなモルトの風味が口中に広がる。
フルーティーと感じられる酸味が心地よい。
しっかりと甘みを保ったまま中盤にはジワリとグレープフルーツやオレンジの皮の様な苦みが現れ、IPAらしさを感じる。
フィニッシュに近づくにつれてホップによる苦みがどんどん強くなり、喉を通した後には口中にしっかりとした苦みがモルトのコクと共に長く残る。
インドの青鬼 まとめ
- クラフトビールで有名なヤッホーブルーイングの商品
- 苦みやコクが強いIPAスタイルのビールで高評価
- デザイン性の高いグラスも制作
- ウイスキー愛好家にもおすすめ
- アルコール度数は少し強めの7.0%
よなよなエールで有名なヤッホーブルーイングが生産するIPA「インドの青鬼」
アサヒのスーパードライなどに代表されるような喉越しで飲むビールとは対照的で、苦みやコクを楽しむビール。
IPAを飲んだことがない方は、きっと驚きの味わいだと思います。
シングルモルトウイスキーをストレートで楽しまれているような香り高いお酒を好まれる方には特におススメのビール。
ピルスナータイプのビールを飲む時の様にキンキンにグラスを冷やして飲むよりも、若干温度を高めにして頂くと更に香りや味わい、コクが引き立ちます。
クラフトビールに興味がある方、ビールに味わいを求められる方には是非一度試していただきたいビール。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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