『アラン10年 レビュー』旧ボトル比較やオススメの飲み方!清廉なモルトウイスキーの評価ArranMalt | ウイスキー 最高の銘柄を探して。。。
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『アラン10年 レビュー』旧ボトル比較やオススメの飲み方!清廉なモルトウイスキーの評価ArranMalt

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ロックランザ蒸留所のフラグシップ的アイテム「アラン10年

高いボトルデザイン…

印象深くも飲みやすい味わい…

人気は留まるところを知らず品薄に…。

今回の記事では、アランモルト10年を実際にテイスティングし、味わいや定価・おすすめの飲み方などをコスパで評価していきます。

アランモルト10年、ラベル変更前の旧ボトル比較や アランバレルリザーヴ との違いにも触れていきたいと思います。

 

アランシングルモルト10年

 

蒸留所・・・アイルオブアラン(ロックランザ)蒸留所

地域・・・アラン島 ロックランザ村

熟成・・・10年

熟成樽・・・バーボンバレル/シェリーカスク

アルコール度数・・・46%

 

アランシングルモルト10年 ArranMalt 10years

1995年に創設され今や人気蒸留所という立場を築いた「アランモルトウイスキー」

香り高く華やかな原酒…幅広く取り揃えられたラインナップ…

今や世界中のウイスキー愛好家が注目する蒸留所の一つに。

アランモルトの種類や特徴・限定ボトルについまとめました↓

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アランモルト10年に使用された熟成樽は?

  • シェリーカスク
  • バーボン樽

アラン10年を構成する熟成樽は2種類

メインで使用されているのはファーストフィルのバーボンバレル、そこへホッグスヘッドに組み替えられたシェリーカスクの原酒をバランスよくバッティング。

フラグシップ的な立ち位置のアラン10年にふさわしく、ウイスキー原酒のクオリティーの高さ、熟成により現れるアランモルトのフルーティーな味わいの両方を感じ取れる原酒構成。

アランモルトが目指す生産者の方向性や原酒の特性を知るのにふさわしいボトル。

 

コルク栓に刻印

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デザイン性が高いのはボトルデザインだけでは有りません。

コルク栓にも刻印が施されています。

刻まれているのはアラン蒸留所のロゴと緯度

 

アラン10年の定価は?品薄は続くのか…

・アラン10年の定価:4,700円

 

アラン10年がリニューアルを遂げた2019年。

新ボトルのリリース直後、バランスの良い定価設定も手伝い、注目度が高く人気に火が付き欠品の状態が続きました。

翌年以降、多少落ち着き流通するようになりましたが、品薄な状況は続いています。

アラン蒸留所は2016年に生産量を拡大している事もあり、熟成期間を考えると数年後には改善に期待が持てるのではないでしょうか。

品薄では有るのですがその反面、グラス付きの限定セットも販売されています

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グラスは蒸留所のロゴ入りで、ギフトパッケージ。

ディスプレイやプレゼントにも重宝します。

アラン10年のグラスセットは新ボトル・旧ボトル共にリリース。

 

 

「アランモルト10年」テイスティング・レビュー

アラン シングルモルト10年評価は?

実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう

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カラーはブラウンゴールド。

香りは麦芽とバニラ、熟したフルーツの奥に僅かな酸味。

口に含むと蜂蜜のような粘性のある甘さがまず現れ、シェリーカスク系の熟したフルーツの甘みと酸味、ピリッとスパイシーな味わいがそこに混ざり合う。

同時に薪を割ったような乾いた木の香りが鼻腔に広がり清廉で心地よい。

ボディは爽やかな印象ながらも10年クラスとしては厚めで飲み応えを感じる。

フィニッシュは蜂蜜や麦芽、果実を思わせる甘みが主体で、そこにビターでスパイシーな印象が混在し程良い長さに。

加水すると、シェリー樽系の甘味が前面に現れ少々印象が変わる。

ロックにすると飲み口の甘さは感じるもののビターなニュアンスが強くなる。

ハイボールにすると フルーティーで華やかなからもビターで爽やかな味わい。

Arran Barrel Reserveオススメの飲み方は?

ストレートで飲んで素直に旨い
アラン蒸溜所の個性がとらえやすく満足度も上々。

加水した時に前面に現れるシェリーカスク系の甘みも秀逸。

アランモルトの個性が主張するハイボールもクセになる味わいでオススメ。

飲み方を問わず使い勝手の良いオールラウンダーなウイスキーとの印象を受けました。

 

アラン10年 旧ボトル or 新ボトル 比較

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ウイスキーのカラーは若干だが新ラベルの方が濃い色合い。

味わいはドライでビターなニュアンスを新ラベルに強く感じる。

対して旧ラベルはフルーツ系の熟した甘みがフィニッシュで強く感じられた。

ボトルデザインと共にクールに洗練されたと言えば聞こえは良いが、個人的には原酒の深みが僅かに欠けるようにも思える。

しかし、これは好みによるものでドライで華やかな香り立ちを新ラベルに感じるという人も一定数いるのではないでしょうか。

ボトル変更で味わいは変わりましたが、筆者も実際に著しくクオリティが “下がったor上がった” とは感じていません。

 

 

オフィシャルリリース中、最も低価格な アランバレルリザーブ と比べると、シェリーカスクが使用されてる恩恵か、10年の方が味わいに果実系のふくよかな甘みと、ビターで複雑な余韻がプラスされている。

この飲み比べはアランモルト原酒本来の味わいを浮き彫りにできて非常に興味深く感じます。

 

「アランモルト10年」コストパフォーマンス&評価 まとめ

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Arran Single Malt Scotch Whisky 10years old

  • アランモルトを知るにはまずはここから
  • スタイリッシュなデザインにリニューアル
  • ロケーション・飲み方を問わず楽しめる

アラン(ロックランザ)蒸留所が拝する 数多くのラインナップの中でも核となるアラン10年

以前レビューしたアランバレルリザーブの味わいを更に膨らましたような蒸留所の個性が強く、アランらしさを感じ取れるウイスキー。

ラインナップも豊富で人気も高く、話題に事欠かないアランシングルモルト

清廉で香り立ちの良い原酒に触れるには10年熟成のこのボトルがまずはオススメ。

定価での販売なら価格もリーズナブル。

ストレートやハイボールなど飲み方の違いによって現れる味わいの変化も面白く、ウイスキー愛好家から初心者の方まで幅広く愛飲できるウイスキー。

 

一度口にすると、華やかで印象的なアラン蒸留所のウイスキー原酒はなぜかクセになります。

幅広いラインナップから手元にまずはこの1本。

評価が高いのも頷ける、アランシングルモルト10年はそんなウイスキーでした。

 

評価:コスパ優良 

 

 


 

シェリーカスクで熟成されたアランシングルモルト

重厚でフルーティー、レーズンやイチジクを想わせるリッチな味わい

カスクストレングスでのボトリング

 

 


 

アランと同じくアイランズモルトの「アイルオブジュラ」

柔らかく可憐な麦芽の香り立ち…

コスパも良くアランとはまた違った個性的を楽しめるウイスキー

 

 


 

マル島で作られるシングルモルトウイスキー「レダイグ」

アイランズモルトらしい個性的でスパイシーな味わい

海を想わせる塩気と程良いスモーキーフレーバーが特徴のウイスキー

 

 


 

出会えることが少ないボトラーズブランドのアラン

歴史あるワイン商「BB&R」が手掛ける一本

長期熟成カスクストレングスのボトリングで貴重なウイスキー

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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