【ラフロイグフォーオーク】味わいをレビューし10年との違い解明!定価をコスパで評価 | ウイスキー 最高の銘柄を探して。。。
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【ラフロイグフォーオーク】味わいをレビューし10年との違い解明!定価をコスパで評価

ラフロイグフォーオークの味を定価で評価,飲み方や10年との違いを解説

数多くの魅力的なウイスキーを輩出するスコットランドアイラ島。

スモーキーな味わいを特徴とするウイスキーを生産することで名高い地。

今回取り上げるのはアイラ島で最も有名な蒸留所の1つラフロイグが手掛ける限定ウイスキー

LAPHROAIG FOUR OAK

ラフロイグフォーオーク

ウイスキーの特長や味わいを詳しく解説&レビュー。ラフロイグ10年との違いを比較することでその魅力を明らかにしていきます。

筆者が感じた味わいを中心におすすめの飲み方や、定価をコスパで評価、購入を検討している方の参考になれば幸いです。

 

ラフロイグ フォーオーク

  • 免税店限定ウイスキー
  • 蒸留所:ラフロイグ蒸溜所
  • 地域:アイラ島南岸
  • 熟成年数:ノンエイジ
  • 使用原酒:4種類の熟成樽原酒

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ラフロイグフォーオークとは?

ラフロイグフォーオークの味や評価を表でまとめる

銘柄 ラフロイグ フォーオーク
販売形態 免税店限定
定価 11,000円
容量 1000ml
飲みやすさ
当ブログコスパ評価
味わいを一言で 端正で優和なラフロイグ

 

当ブログ評価:コスパ4.5

ラフロイグ蒸留所は、スコットランドのアイラ島にある伝統的なウイスキー蒸留所で、1815年にジョン・ジョンストンによって創立。

ラフロイグの名前の由来は、ゲール語で「広い湾の美しい窪地」という意味を持ち、その名の通り、美しい海岸線に位置しています。特に、ピートを大量に使用した強烈な風味が特徴で、多くのウイスキー愛好家に支持されているウイスキー。

ラフロイグの歴史や種類については以前 深掘り解説しました↓

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ラフロイグフォーオークの特長

ラフロイグ蒸留所

出典:ラフロイグ公式

ラフロイグフォーオークは、免税店専用に作られた限定ボトル。

その名の通り4種類の異なる樽で熟成されることから、ウイスキーに深みと複雑さをもたらしています。

各樽が持つ独自の風味が巧妙にブレンドされ、これまでにない豊かな味わいのウイスキーへ…。

具体的には、バーボン樽からはバニラやキャラメルの甘さ、クォーターカスクからはスパイシーさ、シェリー樽からはドライフルーツの風味、そして新しいアメリカンオーク樽からはクリーミーなバニラの香りが引き出されます。

この多層的な風味の組み合わせが、ラフロイグフォーオークの魅力。

これからの章では、さらに詳しくラフロイグフォーオークの味わいや評価について探っていきます。

 

LAPHROAIG FOUR OAK『熟成樽の秘密』

熟成樽の違いを比較

前述したように、ラフロイグフォーオークは熟成樽に焦点を当てたウイスキー。

本来ラフロイグ原酒が持つスモーキーな味わいに、熟成による複雑な味わいが絡み合います。

4種類のオーク樽「特徴と影響」

ラフロイグフォーオークの最大の特徴は、4種類の異なるオーク樽で熟成される点。

それぞれの樽がウイスキーに与える風味は以下の通り。

  1. エクストラ・バーボンバレル:バニラやキャラメルの甘みを提供
  2. クォーターカスク:樽熟成の影響を受けやすくより濃厚で複雑な味わいを生む
  3. バージンアメリカンオーク:スパイシーで木の香りが特徴
  4. ヨーロピアンオーク・ホッグスヘッド:深みのあるフルーティーな風味を加える

上記の順番で後熟させて造られる「ラフロイグフォーオーク」

 

「シンプルで美しいラベル」円筒外箱付き

ラフロイグフォーオークのラベル・大容量の1000mlで免税店限定ウイスキー

  • アルコール度数:40 %
  • 容量:1000ml

ラベルデザインはシンプルでラフロイグらしさを踏襲したデザイン。

赤みを帯びた”FOUR OAK”の文字…樽材を想わせる木目…。

シンプルながらも筆者目線でも好みのラベル。

アルコール度数は抑えめの40度、1Lの大容量で円筒の外箱も付いています。

 

定価と市場価格「10年とどっちがお得?」

ラフロイグフォーオーク
定価:11,000円(参考上代価格)
市場価格:7千円~9千円程度

ラフロイグフォーオークの定価は11,000円。羽田空港の免税品サイトでは8,000円となっています。

1,000mlの大容量、手間のかかる熟成プロセスを考慮すると割安感を感じます。

具体的な価格は地域や販売店によりますが、一般的には7千円~9千円程度。
一方、ラフロイグ10年は6千円程度で購入可能、容量を合わせると実売価格でラフロイグフォーオークが千円近く安い計算になります。

市場価格については、オンラインショッピングサイトや専門店での価格変動が見られます。

特に限定リリースや人気の高まりに伴い、価格が上昇する恐れがあります。

購入の際には、複数の販売店の価格を比較することをおすすめします。

 

ラフロイグフォーオーク「テイスティング・レビュー」

ラフロイグフォーオーク評価は?

実際にテイスティンググラスに注ぎレビューしていきましょう

ラフロイグフォーオークの味をテイスティング&評価

カラーは美しく透き通った琥珀色 ”4つのオーク”という名前程の濃さは感じない。

香りは軽やかで乾いたピートと焦がした木材、わずかな柑橘。ラフロイグとしては軽快な印象。

口に含むとゆるやかに優しく広がるピートの香り…海を連想させる海藻にほのかに香る焦げたゴム臭。 そこに折り重なるようにモルティーで澄んだ甘みが広がっていく。

後にオーキーなニュアンスを伴いながらスパイシーな味わいがじわじわと主張を増していく。

中盤あたりではラフロイブらしいヨードとスモーキーフレーバーの優れたバランスを感じるが味わいはそれほど強くない。消して物足りなくはないが、ボディはラフロイグとしてはライトで端正な印象。

フィニッシュでは ラフロイグらしいスモーキーな味わいと共にわずかに潜む柑橘のフレーバーが心地良くさわやかにそしてライトに過ぎ去っていく。

加水すると、飲みやすくはなるが少々印象が代わり、キレを伴うドライな味わいに。

ロックにすると、ライトな甘みと共にスパイシーでビターなエッジのきいた味わいも感じられ飲み心地がよい。

ハイボールにすると、軽やかで華やかなスモーキーフレーバーがバランスよく広がりクセになる味わい。

LAPHROAIG FOUROAKおすすめの飲み方

ストレートで飲んでも消して悪くはないのだが、筆者個人的な主観では有りますがラフロイグ10年を飲み慣れていると味わいの深さに少し物足りなさを感じるのは否めない。

しかし、ハイボールとの相性は抜群でバランスがよく、心地よく広がるピート臭が魅力的で思わず杯が進む。

 

違いは?『ラフロイグ10年 or フォーオーク』味わいを比較

おすすめの飲み方や10年との違いを比較し解説

カラーは10年の方が濃く色付いている。

香りは重く湿り気のある10年と軽やかでキレのあるフォーオークといった印象。

一言で言うならば「飲みやすいラフロイグ」といった印象。

味わいは、バランスの良さ、余韻の複雑においては圧倒的に10年に軍配が上がる。

しかし、ラフロイグフォーオークのクリーンでキレのあるピート感も悪くない。

比較した感想を率直に言うならば、ラフロイグ10年の素晴らしさに改めて気づかされる結果となった。

だが、1 L の大容量でこの価格のラフロイグフォーオークのコストパフォーマンスには目を見張るものがある。

むしろ、ハイボールならばコスパを考慮すればフォーオークがベターとさえ思える

 

ラフロイグフォーオーク「コスパ&評価」まとめ

ラフロイグフォーオークの定価をコスパで評価&まとめ

  • ラフロイグフォーオークは4種の樽で熟成
  • 飲みやすい割に高い満足度
  • 1 L の大容量でコスパに優れる
  • ハイボールとの相性が抜群

4種の熟成樽に焦点を当て原酒構成された

ラフロイグ フォーオーク

この手のウイスキーにありがちな若い原酒に由来する嫌悪感のあるニュー ポット感を全く感じない。

ヤングエイジであることは随所で感じ取れるのだか、軽やかに取られたバランスとラフロイグ原酒の華やかなピート香のおかげか、アルコール感を感じず飲みやい。アイラモルトらしさも前面に表れている。

味わいは、さることながら価格の面から見てもアイラモルト初心者にもおすすめしたい逸品。

ハイボールで飲んだ時の華やぐスモーキーフレーバーは秀逸。

スモーキーハイボールを好む筆者にとってラフロイグ フォー オークは存在意義の高いウイスキーと感じました。

 

評価:コスパ優良 

 

 


 

ファーストフィルのバーボン樽で熟成した原酒をヨーロピアンオークのホグスヘッド新樽で追熟。

ラフロイグらしさを超える重厚で飲みごたえあるスモーキーフレーバー…。

色濃いラベルカラーが表す通りへービーな味わい

詳しくレビューしました↓

ラフロイグ 1815 レガシーエディション「強烈でスモーキーな味わい」飲み方や評価は?
ラフロイグ 1815 レガシーエディション 蒸留所・・・ラフロイグ蒸留所 地域・・・スコットランド アイラ島南岸 熟成樽・・・ファーストフィルのバーボン樽・ヨーロピアンオークの新樽 アルコール度数・・・48度 ラフロイグ 1815 レガシー...

 


 

蒸溜所名が公表されていないアイラ島のシングルモルト。

リーズナブルにスモーキーフレーバーが堪能できる逸品

ボトリングするのはインディペンデントボトラーズのADラトレー社。

 


 

ラフロイグ蒸留所で責任者を務めたイアン・ヘンダーソン氏が手掛けるイングリッシュウイスキー。

ヘビーピートのウイスキーを数多くボトリング。

ラフロイグとと同様にチャールズ国王にも寵愛される王室とも縁深い蒸溜所。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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