1度は飲んでみたい憧れのウイスキーとして挙げられることも多々あるスコッチブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー ブルーラベル」
ボトルにはシリアルナンバーが刻まれ、貴重な存在。
不定期にリリースされる限定ボトルにも注目が集まっています。
この記事では、ジョニ青の定価や味わいをコスパとして評価し、おすすめの飲み方と合わせレビューしていきます
ジョニーウォーカー ブルーラベル
使用原酒(キーモルト)・・・ロイヤルロッホナガー・モートラック・カードゥetc
熟成年数・・・ノンエイジ(15~60年)
アルコール度数・・・40 %
製造元・・・ジョン・ウォーカー&サンズ社
ジョニーウォーカーブルーラベル
誰もが知るスコッチ・ブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー」
種類の多さや限定リリースされるバラエティー豊かなラインナップでウイスキー愛好家に注視されています。
ジョニーウォーカーのオススメの種類や味わいを詳しく記載↓
ラインナップ中、定価も含め最高峰に位置するのが「ジョニーウォーカーブルーラベル」
ジョニ青の愛称で人気のウイスキー。
お中元やお歳暮など大事な方へのプレゼントにもふさわしい豪華なボトル&ギフトボックス
ビジュアルだけでなくウイスキーとしての希少性も高く、豊富な原酒1万樽の中から1樽だけが「ジョニ青」になる事が出来ます。
その証からボトルごとにシリアルナンバーが割り振られ刻印。
ブルーラベルの「青」が意味するのは
- 神秘性
- 希少性
- 高貴さ
ブランドの中でも特別でラグジュアリーな一本。
使用されたキーモルトは?
ブレンデッドウイスキーの味わいの中核をなすキーモルト、ブルーラベルで使用されるのはジョニーウォーカーの中でも希少で厳選されたもの。
ロイヤルロッホナガー・モートラック・カードゥなどを使用。
着目すべきは、ローランドの閉鎖蒸留所オウフタートゥール蒸留所の幻のモルト原酒を使用している事。
ウォーカー社のが奥の深さが垣間見えます
ジョニーウォーカーブルーラベルの熟成年数は?
ジョニーウォーカーブルーラベルの年数は、熟成年数表記なしのノンエイジ
それは、熟成年数にこだわらず、真に最高のウイスキーを生み出すための物。
使用原酒には60年の熟成を経たものも使用されているといわれています。
以前はラベルに「AGED 15 TO 60 YEARS」と記されていました。
スコッチウイスキーでは使用した原酒の最低熟成年数を表記することになっているため、後にこの表記は削除される事に。
この年数が表記されていた頃は、アルコール度数が現在の40度より高い、43度でボトリングされていました。
ジョニ青は凝った造りで美しい青いボトル
特別なジョニーウォーカーらしくボトルからもラグジュアリーな印象を受けます。
ボトルはさりげなく美しいブルー。
ボトルの淵から底面にかけてガラス幅が厚く透き通るブルーが際立ち、ウイスキーの琥珀色とのコントラストが印象的。
飲み終えた後もディスプレイしたくなるクオリティーの高さ。
少々高価に設定された定価にも頷けます。
通常のジョニーウォーカーと比べると、一回り大きいボトルのサイズ感。
内容量は同じですが、凝ったディティールのボトルデザインで存在感有り。
手に取るとずっしりとした重さで高級感を感じるボトル。
プレゼントにふさわしい豪華なギフトボックス
ボトルデザインだけでなく、箱も豪華で特別な造り。
お中元やお歳暮など大事な方へのプレゼントにも最適なギフトボックス仕様。
ブルーラベルのリミテッドリリース
ブルーラベルはジョニーウォーカーの数あるラインナップの中でも人気が高いウイスキーの一つ。
これまで数々のリミテッドボトルをリリースしてきました。
ジョニーウォーカー 限定ブルーラベル
ジョニーウォーカーブルーラベルは美しいデザインボトルを定期的にリリースしています。
- 干支デザイン
- ジャパンリミテッド
- ゴースト&レア
- 200周年記念 etc
青を基調としたデザイン性の高いラベルは一見の価値あり
ジョニーウォーカーブルーラベル ゴースト&レア
ブルーラベルのリミテッドシリーズとして発売される「ゴースト&レア」
第1弾ではブローラを、その後ポートエレンやグレンユーリーロイヤルをキーモルトにしてボトリング。
レアな閉鎖蒸留所の原酒が選定、高価な定価では有りますが貴重な体験ができる逸品。
ジョニーウォーカーブルーラベル干支ボトル
ジョニ青は年に一度美しいボトルデザインの干支ラベルを発売。
表ラベル以外の3面に、様々なアーティストが翌年の干支をイメージしたデザインを施します。
限定の干支デザイン、高級ウイスキー、お歳暮などの贈り物にも重宝するウイスキー。
ジョニーウォーカー キングジョージ5世 ブルーラベル
ジョニ青の更に上のランクに位置するジョニーウォーカーが「キングジョージ5世 ブルーラベル」
正に最上級品で、ロイヤルワラントを授かった記念として商品化されたウイスキー
ボトルはバカラ社製のクリスタルデキャンタ、外箱はレザー製で高級感あふれるスコッチ・ブレンデッドウイスキー。
ジョニーウォーカー ブルーラベル レジェンダリー エイト
「レジェンダリーエイト」はジョニーウォーカーが操業した1820年当時に存在していた8つの蒸留所の原酒を使用して生産
- ブローラ
- ラガヴーリン
- オーバン
- ブレア アソール
- ティー二ニック
- キャンバス
- ポート ダンダス
- カースブリッジ
アルコール度数43.8度でボトリングされた逸品。
蒸留所の200周年を記念して詰められたのが「レジェンダリーエイト」
ジョニーウォーカー ブルーラベルの定価は?
ネットなどで販売されている価格は1万2千円代~2万円ほど。
価格には結構バラつきが有ります。
正規品だけでなく、並行輸入品も入ってきているので用途によって選びましょう。
「ジョニーウォーカー ブルーラベル」テイスティング・レビュー
ジョニーウォーカー ブルーラベルの評価は?
実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう
カラーは美しく輝くゴールド。
香りはミツ入りリンゴを連想させるフルーティーでソフトな香り
口に含むと穏やかで落ち着いた印象、するりと滑らかに流れ込む。
軽やかながらもウッディな味わいが顔をのぞかせドライな印象もプラスされる
アクセント程度にスモーキーフレーバーをほのかに感じ、折り重なる複雑なフレーバーが心地よい。
ボディはミディアムライトくらいで基本的に飲みやすくソフトな印象。
飲み進めていくと中盤に上がってくる果実系の甘味が支配力を上げてくる。
フィニッシュではブレンデッドウイスキーらしく複雑ながらも穏やかでキレ上りが良く、端正な印象と共にゆったりとした甘みが残る。
加水すると柔らかく上質でさらに口当たりが穏やかに。
ロックにすると、意外と甘みも感じとれるがドライでスッキリ、飲み心地良くもフィニッシュに満足感の有る豊潤さも残す味わい。
ハイボールにするとかなりソフトで飲みやすく感じられるものの、繊細なフレーバーが欠落していく。
JOHNNIE WALKER BLUE LABELオススメの飲み方は?
オススメの飲み方は、ブレンデッドウイスキーながらストレートで飲むのが旨いウイスキー。
テイスティンググラス に注いだ時に立ち上る上品な香り…
穏やかな味わいながらも多角的なフレーバーはさすがの一言。
ロックにしても同様に満足度が高く、穏やかで上質な時間が過ごせる一杯に。
ハイボールも悪くはないが少しもったいなく感じた。
「ジョニーウォーカーブルーラベル」コストパフォーマンス&評価まとめ
JOHNNIE WALKER BLUE LABEL
- シリアルナンバー付き特別なジョニーウォーカー
- ボトル・ボックス共に高級感漂う
- お中元・お歳暮などプレゼントに
- ストレートで旨いブレンデッド
「ジョニーウォーカーブルーラベル」
ウイスキー愛好家ならずとも雑誌やメディアで取り上げられる事も多く、一度は飲みたいと憧れている方も多いウイスキー。
数多くの種類、限定品のジョニーウォーカー の中でのレギュラーラインナップ中最高峰。
価格的には決して安いとは言えませんが、銘柄中最高峰の立ち位置やシリアルナンバー付きで貴重な原酒の使用などを考えると定価の設定を安価に感じます。
どんなロケーションで飲んでもネガティブな印象を持つ事が少ないであろう味わい。
有名スコッチブレンデッドウイスキーのハイクラス品らしい高級感漂う豪華仕様のボトルとボックス。
世間的な評価も高くその上 特別感のあるシリアルナンバー付きボトルは、大切な方へのお中元やお歳暮に重宝するウイスキー。
柔らかで繊細な味わいは、ストレートが最も美味しい飲み方ではないかと感じる貴重なブレンデッドでコスパ的にも申し分のない一本。
友と語らう時など、上質な時間を過ごすにはこれ以上ないウイスキーではないでしょうか。
評価:コスパ良好
ジョニーウォーカー ブルーラベルのオールドボトル。
時代と共にラベルだけでなくアルコール度数も変更になり味わいの違いを楽しむ事が出来ます。
記事執筆時点でも数パターン流通していました。
200周年記念で生産されたウイスキー。
1860年代に稼働していた蒸留所の原酒をアルコール度数51度でボトリング。
高いアルコール度数の割に安い定価が魅力
ボックスには創業当時の雑貨店が描かれています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
良いウイスキーLIFEを
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