ボウモア18年『アイラモルトの女王の名に相応しいウイスキー』BOWMORE

ボウモア 18年

蒸留所・・・ボウモア蒸溜

地域・・・アイラ島 ボウモア町

熟成・・・18年

アルコール度数・・・43%

ボウモア蒸留所

スコッチシングルモルトウイスキーの中でもアイラの女王と称賛され、数多くのウイスキー愛好家の心をしっかりとつかんできたボウモア蒸留所。

蒸留所はアイラ島の中で最も古い1779年に町の商人デイビッド・シンプソンによって創業されました。

アイラ島の中で唯一エリザベス女王が訪れた事でも有名。

ボウモアとは蒸留所の所在する町の名前で、ゲール語で「大きな岩礁」を意味します。

ボウモア町はアイラ島の中心部にあり、その港のすぐそば、カモメが空を舞う美しい自然環境の中にボウモア蒸留所は建っています。

1994年迄はモリソンボウモア社が所有していましたが、それ以降はサントリーが買収し現在に至ります。

モリソンファミリーは現在、インデペンデント・ボトラーであるデュワー・ラトレー社を所有し、数多くの蒸留所のシングルモルトウイスキーをボトリング。

ボウモアは福山雅治さん主演映画「容疑者Xの献身」に登場します。

あのドラマ「ガリレオ」の劇場版です。

学生時代の友人のアパートで飲むというシーンなのですが、主人公湯川の年齢的にもこの「ボウモア」をチョイスするあたり何だかリアルでシブイ。。。

ボウモアの仕込水

ボウモア蒸留所はアイラ島最大のラーガン川のピート色豊かで良質な水を仕込水として使用。

ラーガン川はアイラ島最高峰のベン・ベイギール山の麓から流れでており、多くのサーモンが遡上する川。

フロアモルティング

ボウモア蒸留所は現在では数少なくなってしまったフロアモルティングを行っている蒸留所の一つ。

現在では効率やコスト面などからモルトスターと呼ばれる専門業者にほとんどの蒸留所が委託しています。

フロアモルティングとは、スコットランドの伝統的な製麦方法。

床に大麦を広げ、シールと呼ばれる木製のシャベルですき返しながら発芽させる事。

ボウモアの貯蔵庫

ボウモア蒸留所では『第1貯蔵庫』と呼ばれる熟成庫が海抜0メートルの場所に存在し、海風の影響を強く受けた原酒を輩出している。

香水のような香り『パフューム』

ボウモアを語る時、多く話題にあげられるのがその独特の香り「パフューム」

最近のボウモアには少なくなったようにも思えますが、あの口に含んだ時の香水のような香りをパフューミーと表現することが有ります。

スリーリバースはその「パフューム」に焦点を当てシリーズ化してボウモアをボトリング

そのパフュームの原因は、蒸留直後のニューポットを冷却するために取り付けられたコンデンサーにあると言われています。

ボウモア蒸留所の所有者がサントリーに代わり、改善され現在に至るというのが今の所の有力な説。

NHKのドラマ「マッサン」のつながりから俳優の堤真一さんがボウモア蒸留所を訪れ、アイラ島の美しい景色やフロアモルティングなどを紹介。

⇒現在入手可能な「ボウモア」

ボウモア18年 テイスティング・レビュー

ボウモア テイスティング

カラーは深く赤みがかったブラウン。

香りは、アイラモルトとしては穏やかでフルーツ、ウッディーな香りの中にスモーキーな香りが入り混じる。

口に含むと、スパイシーではあるもののどこか穏やかでフルーティー。同時にフラワー系の香りもあがります。

ボディはあつめで上品な印象。中盤にかけてフルーツ系の酸味とチョコレート系のコクのあるビターな甘みがあらわれる。

フィニッシュはスモーキーで、強くはないがパフューミーな香りが若干あらわれる。

飲み方は、ロックにしてもエレガントな印象はしっかりと残りわるくない。

ハイボールにすると飲み口は軽く飲みすいが、スモーキーな香りと共に少々パフューミーな香りをフィニッシュに向けて感じる。

加水するとフルーティーで上品な印象が強くなるが、スモーキーな味わいもバランス良く感じられる。

ボウモア18年 コストパフォーマンス&まとめ

ボウモア18年を飲み進めていくとアイラの女王と呼ばれている由縁が良く分かるように思えました。

アイラモルトらしさをしっかりと兼ね備えながらも、どこか柔らかくあがるフルーツ香、包みこまれるような味わい。

個性的、パフュームなどと表現される事があるにもかかわらず、ロケーション問わずいつでも楽しむ事ができ、高い満足度も与えてくれます。

18年熟成という事もあり、価格も安いとはいえませんが、休日にゆったりとこのようなウイスキーを味わう時間は至福の時と感じられました。

コスパ優良 


ファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽で熟成したオフィシャル限定のモルトウイスキー。

最近特に値上がりが激しいアイラモルトの中で、手頃感のある価格で有難い。

ハイボールやロックにもおススメ


近年オフィシャルの限定ボトルとして少量リリースされている濃厚シェリー樽の「ボウモア デビルズカスク」

入手は困難ですが、一度飲んでみる価値ありです。


アイラ島の伝説のドラゴンが描かれた美しいボトルに詰められた長期熟成のボウモア。

以前一度いただいたことがあるのですが、とにかくまろやかで上質な印象を受けたのを覚えています。

現在はオールドボトルとなり、値上がりしてしまいましたが・・・。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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