バランタイン 17年『気品ある香りと味わいのスコッチ・ブレンデッド・ウイスキー』Ballantine’s

バランタイン17年

製造元・・・ジョージ・バランタイン&サン社

熟成年数・・・17年

アルコール度数・・・40%

キーモルト・・・スキャパ・ミルトンダフ・グレンバーギ・グレントファーズ

バランタイン

ブレンデットスコッチウイスキーの雄、バランタイン。

そのブランドの中でもハイクラスウイスキーの一角を担うバランタイン17年。

ウイスキー好きならば一度は通っておくべき道ではないでしょうか。

「バランタインの日々」甲斐よしひろさんのしぶい声を聞きながらいただくと格別です

ブレンデッドスコッチウイスキー バランタインの産みの親ジョージ・バランタイン&サン社は1827年小さな食料品店として創業します。

当時、ウイスキーの取り扱いは会社の事業全体の中で小規模な状態からスタートしました。

しかし後に酒税法の改正や政府公認の蒸留所の誕生など、ウイスキー産業に追い風が吹くと、ジョージもブレンダーとしてグラスゴーに進出しウイスキー事業に力を注ぎます。

そして後の1895年、ヴィクトリア女王からジョージ・バランタイン&サン社に王室御用達証明書が授与されました。

現在でもラベル中央にはその証として紋章を描くことを認可されています。

バランタインに輝く紋章

バランタイン紋章

バランタインのラベルの紋章には意味があり、中央に描かれている盾には左上から、大麦、清流、ポットスチル、樽が描かれバランタインが出来上がるまでのストーリーがそこに凝縮されています。

紋章左右に描かれている白馬はスコットランドの国旗であるセントアンドリュースを掲げ、盾の下には国家のアザミとそれを囲うように「全人類の友」を意味する「Amicus Humani Generis」と記されています。

バランタイン 17年

バランタイン17年が発売されたのは1937年。

17年以上樽熟成されたモルトウイスキー原酒40種類とグレンウイスキー原酒4種をバッティングしてこの複雑な香味を作り上げています。

これはスコッチ・ブレンデッドウイスキーの中でも長期熟成のタイプに位置付けられます。

オールドボトルになってしまいますが、以前は陶器ボトルも17年熟成で販売されていました

キーモルト魔法の7柱

バランタイン17年は、魔法の7柱と呼ばれるシングルモルトウイスキー7つをキーモルトに使用して作られます。

その7つとは、スキャパ・プルトニー・バルブレア・グレンカダム・グレンバーギ・ミルトンダフ・アードベッグ。

バランタインを構成する40種類のモルトウイスキーの中のキーモルト4つに焦点を当て、エディションシリーズがラインナップされています。

シングルモルトウイスキー スキャパで果実のように口中に広がる第一印象を作り、ミルトンダフで力強くしっかりとした骨格を、グレンバーギでブレンドの中心となるフルーティーな中核、グレントファーズでは滑らかで繊細なベリー系のフィニッシュを作り出しています。

⇒現在入手可能な「バランタイン」

バランタイン 17年 テイスティング・レビュー

ballantines17-tasting

カラーはしっかりと色づく琥珀色。

香りは穏やかでスイートそして華やか。

口に含むととにかくなめらかで、若干のドライさはあるものの、あまりアルコール感を感じない。

中盤に差し掛かると、ほのかに樽香からくるスパイシーな味わいとバニラのような甘味が訪れ、複雑な味わいを感じる。

ボディはライトからミディアムで舌の周りを柔らかくシルキーに包み込み上品で繊細なウイスキー。

フィニッシュでもそのスムースな印象は変わらないが、ストレートでいただいても満足感が得られる爽やかな甘味が心地よい。

加水するとフルーティな甘みも口に入れた時に感じられるが、後半にはスパイシーでドライな味わいも現れるのが面白い。

ロックにしても華やかで上質な印象はしっかりと残りバニラのような甘みも引き続き感じられる。

ハイボールにすると華やかな印象が強く、アルコール感のようなものを一切感じず飲みやすい。

コストパフォーマンス&まとめ

大事な来客の時や、ウイスキーをのんびりと頂きたい気分の時に最適なのがこのバランタイン17年。

主張の強すぎないその上品な味わいは、人と語らう時にはもってこいではないでしょうか。

万人に愛されるであろうその味わいは大切な方への御中元お歳暮などにも大活躍してくれそうです。

価格的にはリーズナブルとは言えないかもしれませんが、ストレートやロックで頂いても飲み飽きる事も、飲み疲れることもないこのウイスキーとは長い付き合いに成りそうな気がしました。

バランタインと言えばやはりよく話題に上るのは30年ではありますが、この17年も負けず劣らず素晴らしい。

コストパフォーマンスの面でも、十分に自宅用ウイスキーのローテーションとして活躍してくれるのではないでしょうか。

コスパ優良 


全編カラーでバランタイン17年を生産する美しい風景や、その歴史が描かれています。

バランタインファン必見です。


マスターブレンダーであるサンディー・ヒスロップ氏が雪・結晶、聖夜をイメージして原酒から厳選して特別にブレンドされた「バランタイン クリスマスリザーブ」

近年毎年11月頃にリリースされ、凝ったパッケージデザインの割にリーズナブルで購入しやすい。


その名の通りバランタインが限定で生産するウイスキー「バランタイン リミテッド」

過去数回リリース。

ボトルには、シリアルナンバーが刻印され、長期熟成のモルト原酒にスッキリとしたグレーンウイスキーを加え、フルーティーで滑らかな仕上がりに。


2014年ラインナップに登場した比較的新しいバランタイン

3代目マスターブレンダー・ジャック ガウディ氏が好んだ味わいをイメージしたブレンデッドスコッチウイスキー

ランク的には12年と17年の間と言ったところ。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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