ラガヴーリン 16年『スモーキーでエレガントな海香るアイラモルトウイスキー』LAGAVULIN

ラガブーリン 16年

蒸留所・・・ラガヴーリン蒸溜

地域・・・アイラ島、ポートエレン

熟成・・・16年

アルコール度数・・・43%

ラガヴーリン蒸留所

アイラ島のシングルモルトウイスキーの中でもラフロイグやアードベッグと双璧をなし、スモーキーで個性的しかしどこかエレガントな蒸留所ラガブーリン。

アイラモルトの中で、この蒸留所をナンバーワンにあげる方も多いのではないでしょうか。

 ラガヴーリンとはゲール語で水車小屋のあるくぼ地という意味。

「ラグ」がくぼ地を「ヴーリン」が水車小屋を指します。

蒸留所が創業したのは1816年、ラガブーリン湾に面した場所に設立。

しかしその始まりは1742年ジョン・ジョンストンによっての密造酒時代まで記録をさかのぼることが出来ます。

その後、蒸留所は「ホワイトホース」の生みの親ピーター・マッキーの手に渡ります。

以来ラガヴーリンはブレンデッド・ウイスキー「ホワイトホース」のキーモルトとして長く使用されている事でも有名に。

2016年には創業200周年を迎え、記念の限定ボトルとして8年熟成の若い原酒をボトリング。

しかし以前、蒸留所のリニューアルと修理を行った時期に1週間に2日間程しか稼働させていない時期があったため、16年物が一時期品薄になってしまった期間もありました。

ラガヴーリンの蒸留

ポットスチルは初留、再留釜を合わせて玉ねぎ型のストレートヘッドが合計4基。

急角度に取り付けられているラインアームと独特のネックがラガヴーリン特有の原酒を生み出している。

ラガヴーリンはアイラ島の中で、蒸留に最も長い時間をかける蒸留所。

蒸留時間は最初の蒸留で約5時間、そして二度目の蒸留で9時間以上を費やします。

この事がラガヴーリン独特の個性をつくりだしている要因の一つ。

ラガヴーリンはスコッチウイスキーがテーマの映画天使の分け前でも登場しました。

その他にも小説蚊家、今野敏作の「逆風の街」でも取り上げられ、登場人物の一人が飲むシーンが描写されています。

ラガヴーリン16年のラベルには、こんな1節が書かれています。

『歳月は情熱の炎を消し去り、温もりに変える』

ウイスキー、人生…と置き換えて考えるとなんとも感慨深い1節です。

ラガヴーリン蒸留所の風景

コチラの動画にはラガブーリン蒸留所の美しい風景などが収められています。

全編英語です。

⇒現在入手可能な「ラガヴーリン」

テイスティング・レビュー

ラガヴーリン テイスティング

カラーはわずかに赤みがかった琥珀色。

香りは、スモーキーながらもわずかに干しブドウの様な甘い香り。口に含むとスパイシー、スモーキー、ウッディーな味わいがバランスよく広がる。

ボディは厚く飲みごたえがあり、スモーキーなだけでなく、華やかで繊細。

若干フルーティーでオイリーな一面も。

フィニッシュではスパイシーでスモーキーな味わいと共に海草とダークチョコのようなほろ苦さが加わり、長く心地よく続く。

加水すると穏やかな甘みで繊細な印象を受けるが、スモーキーな味わいはしっかりと残る。ロックやハイボールでいただいてもスモーキーな香りがしっかりと残りアイラモルトらしさを主張する一杯となるが、華やかで複雑な味わいを感じるにはやはりストレートがオススメ。

コストパフォーマンス&まとめ

オフィシャルアイラモルトの中でも比較的長い樽熟成を経てボトリングされているラガヴーリン16年。

その個性的で独特なフレーバーは一度は飲むにあたいする味わい。

価格的にも決して安いとは言えませんが、ラフロイグやアードベッグなど、アイラ島の個性的なウイスキーと比べてもコストパフォーマンスの面でも遅れをとることなく素晴らしいウイスキー。

ウイスキー評論家の故マイケル・ジャクソンさんもこのオフィシャルボトル16年に好評価の95点をつけています。

個人的にも今まで何本購入しただろう…というボトルの一本。

深い夜など、眠りにつく前の最高の一杯として飲み飽きる事なく永く愛飲できそうなシングルモルトウイスキー。

コスパ優良 


ペドロヒメネスの甘口シェリー樽で追熟した「ディスティラリーエディション・ダブルマチュアード」

シェリー樽由来の干しブドウの様な甘みが合わさりフレーバーの強い一本に。


ボトラーズからのリリースがほとんどない「ラガヴーリン」

BB&Rの復刻ラベルシリーズからの珍しいリリース。

覆面モルトで蒸留所名の記載はありませんが貴重な一本です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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