レビュー『ジョニーウォーカー アイラオリジン』限定ブラックラベル12年の中身や評価は? | ウイスキー 最高の銘柄を探して。。。
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レビュー『ジョニーウォーカー アイラオリジン』限定ブラックラベル12年の中身や評価は?

ジョニーウォーカー アイラオリジンをレビュー,限定ブラックラベル12年の中身や評価,定価,ブレンデッドモルト

 

ジョニーウォーカー
ブラックラベル12年
アイラオリジン

 

使用原酒(キーモルト)・・・ラガブーリンカリラ

熟成年数・・・12年

アルコール度数・・・42度

製造元・・・ジョン・ウォーカー&サンズ社

 

ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジン

世界的に知名度も高いスコッチブレンデッドウイスキー「ジョニーウォーカー

定番商品としてラインナップされるウイスキーの種類が豊富で、熟成年数だけでなく意欲的な銘柄が多いのもこのブランドの特徴。

今回リリースされた「ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジン」もそうですが、魅力的な限定ウイスキーが定期的にリリースされています。

 

ジョニーウォーカーおすすめの種類や味わいを記載

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今回レビューするジョニーウォーカー アイラオリジンはジョニ黒の限定品「オリジンシリーズ」としてリリースされる2作目

スコットランドの各地域に焦点を当てた限定シリーズで、4種類のオリジンシリーズが順を追って発売されます。

  1. ジョニーウォーカー スペイサイドオリジン
  2. ジョニーウォーカー アイラオリジン
  3. ジョニーウォーカー ハイランドオリジン
  4. ジョニーウォーカー ローランドオリジン

第1弾はスペイサイド地域がテーマのブレンデッドモルトウイスキー。

原酒にカーデュとグレンデュランを使用。

 

第2弾は4種類の中で最も個性的なアイラモルトに焦点を当てたウイスキー。

中身の原酒に使用されるウイスキーは、ピートを効かせた味わいでスモーキーでパワフル。

発売日と定価は

  • 発売日:2021年11月9日
  • 値段:定価はオープン価格(3,400円程度で流通)

オリジンシリーズは免税店向けのウイスキーとして2019年にリリースされたのが始まり。

日本で第1弾が発売されたのが2020年の4月

追って第2弾の「アイラオリジン」がリリースされたのはおよそ1年半ぶり。

リリースペースは遅く感じますが、その間第1弾はそれなりに流通していました。

しかし、アイラオリジンに至っては人気が高いようで、発売当初から品薄になり多少の価格高騰が見られます。

定価はオープン価格では有りますが、3,500円程度。

アイラモルトでこの定価設定は安く感じられます。

クオリティーも高く、コスパが良いと感じられるのが品薄の要因でしょう。

 

 

ジョニーウォーカー アイラオリジンの原酒(中身)は?

  • ラガヴーリン
  • カリラ

ジョニーウォーカーが使用するアイラ島のキーモルトと言えば「ラガヴーリン」と「カリラ

詳細な使用原酒は明かされていませんが、中身は恐らくこの2種類をブレンドして生産されたと推測できます。

ラガヴーリンはスモーキーな味わいはもちろん、ビターチョコや熟したフルーツを連想する厚みのあるボディが特徴的

ジョニ黒での限定品という事で12年以上の原酒を使用。

贅沢な仕様に感じますが、感覚的には↓下記の8年くらいを連想しました。

 

 

もう一つのキーモルト「カリラ」はスモーキーながらスパイシーな味わいも際立つアイラモルト。

健やかな印象を受けるピートスモークでアイラらしく個性的。

こちらも当然12年以上の原酒を使用

 

 

価格の割にデザイン性の高い箱

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この価格帯のウイスキーには箱が付いていない事の方が多いのですが、値段の割に立派な箱に入っていました。

箱にはジョニーウォーカーのマスターブレンダーであるジム・ビバレッジ氏のサインやテイスティングノート、アイラ島近隣の地図に蒸留所の所在地などが記されています。

 

「ジョニーウォーカー アイラオリジン」テイスティング・レビュー

ジョニーウォーカー アイラオリジンの評価は?

実際にグラスに注ぎテイスティング&レビューしていきましょう。

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カラーはクリアなブラウンゴールド。

香りは穏やかなライトピート、奥にうっすらとバニラが潜む。

口に含むと柔らかくドライなピートスモークがまず現れ、追うように甘みが顔を出す。

ピート の炊き込みによるスモーキーな味わいは強いが、フルーツ系の熟した酸味も合わさりボディは割と軽やか。

フィニッシュまで一貫してアイラモルトらしいスモーキーな味わいが続くが、モルティーな甘みもフィニッシュに向かうにつれ印象深くなり飲みやすさに繋がる。

アイラモルト特有のパワフルな余韻というより、スモーキーながらも優しさを兼ね備えた甘みが心地よく口中を支配する。

加水するとスモーキーな味わいは健在ながらもバニラ&モルトの甘みが更に際立ちかなり飲みやすい。

ロックにすると甘みよりも、スパイシーでスモーキーな味わいを強く感じるが、不思議とバランスが取れ心地よい。

ハイボールにするとピート&スモークはそのままに、甘やかで爽やか
キレも有り飲みやすく、飲み応えも有り完成度の高いハイボールに。

Johnnie Walker Black Label12年 Islay Origin おすすめの飲み方は?

ストレート、ロック、ハイボールそれぞれに旨く万能なアイラモルトとの印象。

価格の面で考えるとストレートでこのレベルのスモーキーな味わいを堪能できるのは素晴らしいの一言。

ロケーション・飲み方を問わず気軽に楽しめるアイラモルト。

比較「アイラオリジン or ダブルブラック」

アイラオリジン比較,どのくらいスモーキー?

スモーキーなジョニーウォーカーと言えば定番ラインナップの「ダブルブラック」

アイラ島のシングルモルト以外のウイスキー原酒も使用されている作品。

 

 

モルトウイスキーとブレンデッドウイスキーという大きな違いはありますが「ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジン」と「ジョニーウォーカー ダブルブラック」を比較してみましょう

定価に多少差があるので比較は難しい所では有りますが、味わいの違いは比べるまでもなく一目瞭然。

ダブルブラックはアイラオリジンと比較するとスモーキーフレーバーの度合いはかなり低く口当たりなめらかで飲みやすい。

フィニッシュにスモーキーな味わいを感じますが、アイラオリジンのそれとは比較にならない。

ちょっとしたアクセントにスモーキーフレーバーを求めるならダブルブラックも良いがストレートでじっくりアイラモルトを堪能したい方は断然アイラオリジンがおすすめ 。

 

「ジョニーウォーカー アイラオリジン」コストパフォーマンス&評価まとめ

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  • 限定オリジンシリーズ第2弾
  • 飲み方を問わず楽しめるアイラモルト
  • 初心者にもおすすめ
  • コスパの良いアイラモルト

限定オリジンシリーズの第2弾としてリリースされた「ジョニーウォーカー ブラックラベル12年 アイラオリジン

個性的で飲み手を選ぶ傾向にあるアイラモルトの中では、強いスモーキーフレーバーの割に意外な飲みやすさを感じ、どこか洗練された雰囲気のウイスキー。

ストレートでもハイボールでも飲み方を問わず楽しめ、ウイスキー愛好家から初心者の方まで幅広い層に支持を受けるであろう味わい。

アイラ産シングルモルトの12年ほどの深みは感じないものの完成度は素晴らしく後引く旨さ。

いつの間にか杯数を重ねていました…。

 

前作のスペイサイドオリジンも秀逸なウイスキーでしたが、アイラモルトの高騰が続いている今、コスパの面ではアイラオリジンのコスパの良さは際立ちます。

取りあえずスモーキーなウイスキーが飲みたい…

低価格でそんな欲求を手っ取り早く満たしてくれる素晴らしいウイスキーでした。

 

評価:コスパ優良 

 

 

コスパで選ぶ!アイラブレンデッドモルトウイスキー

近年、人気が高く価格がジワリと高騰傾向にあるアイラモルト。

ブレンデッドモルトならコスパが良いものがまだまだ存在します。

ピートの香り漂うスモーキーなブレンデッドモルトウイスキーを紹介していきます

「クラシック アイラ」ベリーブラザーズ&ラッド

王室御用達のワイン商でありウイスキーのボトラーズでもあるBB&Rが生産するアイラブレンデッドモルト「クラシックアイラ」

使用された原酒は明かされていませんがスモーキーで塩気のある味わい。

 

 

「ビッグピート」ダグラスレイン

ブレンデッドウイスキーを生産していた経緯もあり、膨大な樽を保有するダグラスレインがボトリングする「ビッグピート」

使用原酒も贅沢で「カリラ」「ボウモア」「アードベッグ」「ポートエレン」を使用。

閉鎖蒸留所ポートエレンを使用している話題性の高い1本。

 

 

「カスクアイラ」デュワラトレー

「カスクアイラ」はモリソン・ファミリーの所有であるボトラーズブランド デュワラトレー社が生産するアイラモルトウイスキー。

以前まではブレンデッドモルトとして生産されていましたが、現在はシングルモルトウイスキーに変更。

原酒に使用された蒸留所は明かされておりませんがスモーキーで良質な味わい。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

良いウイスキーLIFEを ウイスキー おすすめ 銘柄

 

ジョニーウォーカーアイラオリジンの次は…

ピートの香り漂うウイスキーをまとめてみました。

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