クライヌリッシュ14年 味わい深く個性的なハイランドモルトウイスキー CLYNELISH

クライヌリッシュ 14年

蒸留所・・・クライヌリッシュ蒸溜

地域・・・ハイランド地方、ブローラ

熟成・・・14年

アルコール度数・・・46%

クライヌリッシュ蒸留所

北ハイランドにある個性豊かで、多くのウイスキーファンから好評価を得ているクライヌリッシュ蒸留所。

ボトラーズからも多種多様なクライヌリッシュのリリースがあり、楽しませてくれます。

クライヌリッシュ蒸留所が創業したのは1819年。

サザーランド公爵によってハイランド地方インバネスから北上したサーモンフィッシングで有名なブローラ川で知られる有名なリゾート地「ブローラの町」に建てられました。

1925年にはDCL社がすべての株を買収しその傘下となり、UDV社の系列となります。

その後1931年~1938年まで不況を理由に休業し、1941年~1945年までは第二次世界大戦の影響で大麦の供給が止まってしまったために閉鎖していました。

1967年には、隣の敷地に同じ設計図を用いて蒸留所を建設し、こちらの蒸留所名を「クライヌリッシュ」として営業。

元の蒸留所は改名し「ブローラ蒸留所」として1983年迄稼働させる事となります。

その期間わずか約14年間、ピートを効かせたウイスキーを生産。

その生産期間の短さもあり「ブローラ」は現在では品薄、価格高騰が続いている状況。

クライヌリッシュ14年

現在はMHD よりヒドゥンモルトシリーズとしてオフィシャル14年がリリース。

クライヌリッシュ山猫

ラベルにはUD社の花と動物シーリーズの頃から、サザーランド公爵の副紋章でもある山猫が描かれています。

花と動物シリーズの頃は山猫が右側をむいていました。

 クライヌリッシュのテイスティングコメントでよくあげられる、蜜ろうを思わせるワクシーな味わいは、蒸留液を一時的に貯めておくレシーバータンクにその原因があり、底に溜まっている沈殿物がそのワクシーな風味を造り出しているとも言われています。

⇒現在入手可能な「クライヌリッシュ」

⇒現在入手可能な「ブローラ」

テイスティング・レビュー

クライヌリッシュ 14 テイスティング

カラーは茶色身がかった輝くゴールド。

香りは少々酸味を伴なう温かみのある熟したフルーツ。

口に含むとクライヌリッシュ特有のマスタードを連想するスパイシーな香りとクリーミーで蜜のような甘さが広がる。フルーティーで洋梨の様な魅惑的な味わいが口中に広がる。

ボディはあつく複雑でフルフレーバー。

フィニッシュは樽熟成からのウッディーさを感じ華やかで長い。

心地良く感じられる酸味と、オイリーでバランスの良い甘さが広がる。

加水するとスムースにまとまるものの、華やかでしっかりと立ち昇る香りは健在。

オン・ザ・ロックにするとドライで少々違った表情を見せて面白い。

ハイボールにしても華やかで爽やかな味わい。個性的ながらも好印象。

コストパフォーマンス&まとめ

個性的なシングルモルトウイスキーの代表としてよくアイラ島のウイスキーがあげられます。

クライヌリッシュはそれとはまた違う味わいで、一度口にするととても印象深く、いっきにその蒸留所のファンになる人も多いのではないでしょうか。

飲みごたえがあり、そのうえ華やかで繊細。

オフィシャル定番ボトルでここまで印象に残るウイスキーはそう多くはないように思います。

まだ口にされた事のない方は是非一度試して見て下さい。

高揚感のある高い満足度が得られ、ゆったりとした安らぎの夜が過ごせるのではないでしょうか。

コスパ最高!! 


クライヌリッシュはインディペンデントボトラーからのリリースも多く、上質な物によく出会えます。

「シグナトリー」がリリースするボトルはコストパフォーマンスの面でも素晴らしい物が多いように思えます。


フレーバーが強く華やかなクライヌリッシュをボトラーズからリリースされている「カスクストレングス」で飲むと更なる飲みごたえを得ることが出来ます。

一度試してみる価値ありです。


「クライヌリッシュ・ディスティラーズエディション」

ダーク・オロロソ・セコ・シェリー・カスクで後熟し、リッチでフルーティー、ビターチョコの様な豊かなボディを持ちます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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